賞味期限まで約1か月のみかんジュースを買取しました|廃棄ではなく「飲んでもらう」という選択で食品ロス削減へ
「賞味期限まであと約1か月。このままでは廃棄になってしまう。」
食品メーカー様や農園様では、このようなご相談をいただくことが少なくありません。
品質には問題がないにもかかわらず、賞味期限や販売期限、販売先との契約条件などにより通常の流通では販売できなくなり、やむを得ず廃棄を検討しなければならないケースがあります。
特に、百貨店やサービスエリア、道の駅などで販売されている高品質なジュースは、ブランドイメージを大切にしている商品が多く、値引き販売などによる在庫処分が難しいことも珍しくありません。
今回は、そのようなお悩みを抱えていた農園様よりご相談をいただき、三ヶ日みかん100%ストレートジュースを買取させていただきました。
今回買取した商品について
今回の商品は、静岡県の農園様が製造されている三ヶ日みかん100%ストレートジュースです。
一般的なスーパー向け商品ではなく、百貨店やサービスエリアなどを中心に販売されている商品で、三ヶ日みかん本来の甘みや香りを楽しめる人気商品です。
品質にはまったく問題はありません。
しかし、賞味期限は残り約1か月。
通常の販売ルートでは販売しきることが難しいタイミングとなり、有効活用できる方法はないかということでベジブルへお問い合わせをいただきました。
なぜ余剰在庫が発生したのでしょうか?
「人気商品なのに、なぜ余ってしまうの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実際には、このような余剰在庫は決して珍しいことではありません。
今回の農園様では、お客様へ商品を切らさないよう、販売数量を予測しながら余裕を持って製造されていました。
もし予想以上に注文が入って在庫が不足してしまえば、お客様へご迷惑をお掛けするだけでなく、販売機会そのものを失ってしまいます。
そのため、多くのメーカー様や農園様では、「欠品を防ぐこと」を最優先に考え、ある程度余裕を持った数量を製造しています。
一方で、天候や観光客数、販売時期、市場動向などは毎年変化するため、予定どおり販売できないこともあります。
今回もそのような背景から一部の商品が残り、賞味期限が近づいたことで通常流通での販売が難しくなってしまいました。
「廃棄するくらいなら、多くの人に飲んでもらいたい」
お問い合わせの際、農園様から印象的なお話がありました。
「廃棄するくらいなら、一人でも多くの方に飲んでもらいたい。」
この言葉には、生産者様ならではの想いが込められていました。
三ヶ日みかんを育て、収穫し、その美味しさをそのままジュースとして届けるまでには、多くの時間と手間がかかっています。
品質に問題がない商品が、賞味期限や販売条件だけを理由に廃棄されてしまうことは、生産者様にとって非常に心苦しいことです。
近年では、このような「まだ美味しく飲める商品を捨てたくない」という想いからご相談いただくケースが増えています。
食品ロス削減だけではなく、商品を知ってもらう機会にも
今回の農園様は、食品ロス削減だけを目的としていたわけではありません。
「三ヶ日みかん100%ジュースをまだ知らない方にも味わっていただきたい。」
そのような想いも、ご相談いただいた理由の一つでした。
近年では、食品ロス削減と同時に、自社商品の認知拡大や試飲・モニターのような位置付けで、余剰在庫を有効活用したいと考えるメーカー様や農園様も増えています。
品質に自信がある商品だからこそ、一人でも多くの方に味わっていただき、その美味しさを知っていただくことは、新たな価値につながる取り組みでもあります。
なぜ100%ジュースは余剰在庫になりやすいのか?
「100%ジュースは人気があるのに、なぜ余剰在庫が発生するのだろう。」
実際にお問い合わせをいただくメーカー様や農園様からも、このようなお話を伺うことがあります。
しかし、余剰在庫が発生する理由は「売れない商品だから」ではありません。
むしろ、品質が高く評価され、多くのお客様から支持されている商品ほど、安定供給を優先するために余裕を持った生産計画が組まれています。
例えば、今回のような農園が製造する100%ストレートジュースは、収穫したみかんを搾汁し、瓶詰めして販売するまでに多くの工程と時間が必要です。
「注文が入ってから製造する」ということは難しく、多くの場合、販売シーズンが始まる前に一定数量をまとめて製造します。
そのため、需要予測より販売数が少なかった場合や、販売期間中の天候・観光客数・景気などが想定と異なった場合には、品質には問題がない商品でも余剰在庫となることがあります。
100%ジュースが余剰在庫になる主な要因
- 欠品を防ぐため、余裕を持った数量を製造している
- 収穫時期に合わせて一括製造するケースが多い
- 百貨店・サービスエリアなど販路が限定されている
- ギフト需要や観光需要の変動を受けやすい
- 天候や社会情勢により販売数量が大きく左右される
- リニューアルやパッケージ変更のタイミングと重なることがある
どれも製造ミスや販売努力不足ではなく、品質を維持しながら安定供給を行うために、多くのメーカー様や農園様が抱えている共通の課題です。
瓶入りジュースは「廃棄コスト」が想像以上に高い商品です
賞味期限が近づいた商品の中でも、瓶入り飲料は特に廃棄負担が大きい商品の一つです。
ペットボトル飲料や紙パック飲料と比較すると、瓶入り商品は重量があり、廃棄する際にもさまざまな作業が発生します。
① 中身と瓶を分別する必要がある
瓶飲料を廃棄する場合、多くは中身を取り出したうえで瓶と分別する必要があります。
数量が数十本であれば対応できても、数百本、数千本、数万本となると、多くの時間と人手が必要になります。
② 重量があるため物流・処分費が高くなりやすい
瓶はペットボトルより重量があるため、運搬コストも高くなります。
処分場への搬入費用や運搬費用が積み重なり、結果として廃棄コストが大きく膨らむケースも少なくありません。
③ 人件費も大きな負担になる
廃棄作業は、商品の運び出し、開封、分別、瓶の回収など、多くの工程があります。
通常業務と並行して対応することは難しく、担当者様にとって大きな負担となることも珍しくありません。
瓶飲料だけではありません。余剰在庫のご相談が増えている商品
近年は、瓶入りジュース以外にもさまざまな商品のご相談が増えています。
- 果汁100%ジュース
- 野菜ジュース
- ジャム
- シロップ
- ドレッシング
- 調味料
- オリーブオイル
- 飲むお酢
- はちみつ加工品
- ゼリー飲料
これらの商品に共通しているのは、「品質に問題はないにもかかわらず、販売タイミングや在庫調整の影響で余剰在庫になってしまう」という点です。
食品ロスは、品質の問題だけで発生するものではありません。
むしろ、販売計画や物流、販路、需要予測など、さまざまな要因が重なった結果として発生するケースが多くあります。
食品ロス削減は「廃棄を減らす」だけではありません
近年、食品ロス削減はSDGsや環境対策の観点から注目されていますが、その本質は「まだ価値のある食品を必要としている人へ届けること」にあります。
生産者が丹精込めて育てた原料、製造現場で丁寧に作られた商品、物流を経て届けられるはずだった食品。それらが品質に問題がないまま廃棄されることは、企業にとっても社会にとっても大きな損失です。
だからこそ近年では、「廃棄するしかない」と判断する前に、有効活用の方法を検討する企業が増えています。
賞味期限切迫の飲料や余剰在庫でお困りの際は、まずはご相談ください
食品メーカー様や農園様では、「まだ飲める商品なのに、このままでは廃棄になってしまう」という状況が毎年のように発生しています。
賞味期限が近づいた商品は、通常の販売ルートでは取り扱いが難しくなる一方で、品質には問題がないケースがほとんどです。
ベジブルでは、そのような食品に新たな活躍の場をつくることで、食品ロス削減のお手伝いをしています。
ベジブルが多くのメーカー様・農園様から選ばれている理由
① 食品ロス削減実績は4トントラック2,500台以上
ベジブルでは、青果だけでなく、冷蔵・冷凍・常温食品まで幅広く取り扱い、これまで4トントラック2,500台以上の食品ロス削減に携わってきました。
余剰在庫や賞味期限切迫品など、それぞれの商品に応じた活用方法をご提案しています。
② ブランド価値を守る販売方法をご提案
メーカー様にとって、「安売りによるブランドイメージの低下」は大きな課題です。
そのためベジブルでは、商品の特性やご要望に応じて、BtoB限定販売や販売先の制限、情報公開の範囲などについても事前にご相談し、ブランド価値に配慮した販売方法をご提案しています。
③ 全国からご相談をいただいています
愛知県を拠点としながら、全国各地のメーカー様、農園様、商社様からご相談をいただいております。
数量や保管場所、賞味期限などを確認したうえで、最適なご提案を行っています。
④ メディア掲載実績も豊富です
ベジブルは、食品ロス削減への取り組みが評価され、NHKをはじめ、新聞・テレビ・Webメディアなど50回以上の取材を受けています。
企業様のSDGsへの取り組みや社会貢献活動の一環として、ご相談いただくケースも増えています。
このような商品もご相談いただけます
- 100%ジュース・果汁飲料
- 野菜ジュース
- 瓶入り飲料
- 紙パック飲料
- 炭酸飲料
- 健康飲料
- ゼリー飲料
- ジャム・シロップ
- 調味料・ドレッシング
- ギフト商品
- 百貨店向け商品
- サービスエリア・道の駅向け商品
- PB商品・OEM商品
- 終売商品・リニューアル前商品
賞味期限や数量だけで判断せず、まずはお気軽にご相談ください。商品や販売条件を確認したうえで、有効活用の可能性をご提案いたします。
お問い合わせから買取までの流れ
- お問い合わせ(電話・メール・お問い合わせフォーム)
- 商品情報の確認(商品名・数量・賞味期限・保管場所など)
- 買取条件・お引き取り方法のご提案
- 日程調整後、商品のお引き取り
- 商品の特性に合わせた販路で有効活用
よくあるご質問
Q. 賞味期限が1か月を切っていますが相談できますか?
はい。商品の種類や数量、保管状況によっては買取できる場合があります。まずはお気軽にご相談ください。
Q. 数千本・数万本単位でも対応できますか?
数量が多い案件についても多数の実績があります。物流方法を含めてご提案いたします。
Q. 商品名やメーカー名を公開されたくありません。
メーカー様のご要望に応じて、商品情報を非公開としたお取引にも対応しています。ブランド保護を重視される企業様も安心してご相談ください。
Q. 商品を引き取ってもらうだけでなく、認知拡大にもつながりますか?
商品の特性や販売条件によっては、食品ロス削減だけでなく、多くの方に商品を知っていただく機会として活用できる場合もあります。ご要望をお聞きしながら、最適な方法をご提案いたします。
まだ価値のある商品を、「廃棄」ではなく「未来につなぐ」選択を
今回買取させていただいた三ヶ日みかん100%ジュースのように、品質には問題がないにもかかわらず、賞味期限や販売計画の影響で行き場を失ってしまう食品は少なくありません。
しかし、その一つひとつの商品には、生産者様やメーカー様の想い、原料へのこだわり、製造に携わる方々の努力が詰まっています。
ベジブルは、その価値をできる限り次のお客様へつなぎ、食品ロス削減と企業価値向上の両立を目指しています。
賞味期限切迫品、余剰在庫、終売品、リニューアル前商品などでお困りの際は、「もう難しいかもしれない」と判断する前に、ぜひ一度ご相談ください。