【買取事例】愛知県小牧市の農家さんより規格外の白桃を買取しました|訳あり果物も美味しく活用!
こんにちは、「ワケあり青果店ベジブル」です!
今回は、愛知県小牧市の桃農家さんより持ち込みで、打ち身やキズ、変形などによって規格外となった白桃を買取した事例をご紹介します。

私たちベジブルは、青果流通のなかで生じる「もったいない」果物を無駄にせず、フードロス削減と生産者支援を同時に実現する取り組みを続けています。こうした訳あり果物の買取や活用にご興味のある方の参考になれば幸いです。
■ 桃の買取について|訳あり果物の活用が広がっています
今回入荷した白桃は、市場への出荷規格をわずかに外れただけの“訳あり品”です。外観上の問題(軽いキズ、日焼け、打ち身など)こそありますが、味や香りは正規品と変わらないものも多数。
こうした果物は、まだまだ美味しくいただけるにも関わらず、通常の流通からは弾かれてしまうことが多くあります。
そこで、ベジブルではこうした商品を農家さんや市場関係者から買い取り、家庭用や加工用として再流通させる活動を行っています。
最近は「果物も買取していますか?」「訳あり桃の引き取りは可能ですか?」といった問い合わせが増加中です。
キズがある桃、熟しすぎて柔らかい桃、正規品に混ざった少量の訳あり果物でも大歓迎!是非、お気軽にお問い合わせください。
■ 桃の主な産地と品種|愛知県小牧市と全国の桃の現状
桃といえば、山梨県や福島県、長野県などが全国的な名産地として知られています。
中でも山梨県は出荷量全国一位を誇り、「白鳳」や「浅間白桃」など有名品種が栽培されています。
一方、愛知県も知る人ぞ知る桃の産地です。特に小牧市や豊田市、岡崎市、安城市など西三河・尾張エリアでは「白鳳系」や「あかつき」などの品種が多く栽培され、地域に根差した高品質な桃が収穫されています。
今回買取した桃も、愛知県小牧市の農家さんによる丹精込めた栽培品であり、味も香りも一級品でした。
■ 規格外となる原因|桃の病気や外観上の問題とは?
桃は非常にデリケートな果物で、見た目の小さな変化がそのまま商品価値に大きく影響するため、「規格外」とされるケースが多くあります。
その原因には以下のようなものがあります。
主な劣化・病気のパターン:
症状 | 内容 | 食味への影響 |
---|---|---|
黒星病 | 表皮に黒い点が出る | 果肉には影響なし |
褐斑病 | 皮に茶色の斑点が出る | 軽度であれば味は問題なし |
打ち身 | 収穫や運搬中の物理的ダメージ | 外見のみ、果肉は問題なしが多い |
傷や裂果 | 雨や風などで皮が割れる | 食べる際に削除すればOK |
熟しすぎ | 柔らかく果汁が出やすい | 加工用としては最適 |
■ 食べられる桃と、避けた方がよい桃の判断基準
●基本的に食べられる桃の特徴
- 外皮にキズや日焼け跡があるが、果肉はしっかりしている
- 少し柔らかくなっているが、果肉に張りがある
- 表面が変色していても果肉はきれい
●食べるのを避けた方がよい桃
- 全体的に柔らかく、指で押すと果汁がにじみ出るほどの状態
- 酸っぱい・アルコール臭のような発酵臭がある
- 黒ずんでカビが発生している
■ 「ジュクジュク桃」はどう活用する? 食べられる工夫とは
実は、柔らかくなりすぎた「ジュクジュク状態」の桃も、加工すれば美味しく活用できます。
食べきれない桃の活用法:
- 桃ジャム:皮をむいて砂糖と一緒に煮込むだけ。少しレモン汁を加えると風味が増します。
- 桃のスムージー:牛乳や豆乳、ヨーグルトと一緒にミキサーにかければ贅沢なデザートに。
- 桃シャーベット・冷凍ピューレ:皮と種を取り除いて冷凍。お菓子やソースに応用できます。
- 桃ソース:ミキサーで潰して肉料理やパンケーキのソースに。フレンチのような一品に。
柔らかい桃こそ、加工向き!
むしろ「訳あり」だからこそ、家庭で気軽に贅沢な加工品を作れるチャンスでもあります。
■ 桃の保存方法と美味しい食べ方
桃は温度変化に弱い果物です。風味を損なわずに楽しむには、常温保存+食べる直前に冷やすのが基本です。
保存のポイント:
- 常温で風通しの良い場所に保存(冷蔵はNG)
- 食べる2~3時間前に冷蔵庫で冷やすと美味しくなる
- 完熟したら早めに食べるか、スライスして冷凍保存
美味しい食べ方:
- 手で割って皮をむいて食べるのが一番自然
- スライスしてミントやアイスと合わせて爽やかに
- 白ワインや蜂蜜をかけて“桃のコンポート風”にするのもおすすめ
■ ベジブルの取り組みと今後の展望
ベジブルでは、これまでにも累計5,000トン以上の青果を「訳あり」品として再流通させてきました。
今回のように、桃や柿、梨、みかんなどの果物の規格外買取も積極的に行っております。
農家さん、小売業者様、物流・加工会社様——
「これは売れないかな?」と思った果物も、まずは一度ご相談ください!
私たちは、「もったいないを、ありがとうに。」を理念に、一つでも多くの果実を廃棄ではなく“食べる未来”につなぐ活動を広げてまいります。
📞 訳あり果物の買取に関するお問い合わせはお気軽に!