愛知県の農家さんより規格外里芋を店頭持ち込みで買取しました
はじめに
私たちベジブルでは、農家さんや卸業者様から発生する「市場に流通しにくい野菜や果物」を積極的に買取し、店舗での小売りを中心に多くのお客様へ届けています。今回ご紹介するのは、愛知県の農家さんが収穫した大きさが不揃いの里芋です。市場基準では規格外となり出荷できず、行き場を失ってしまった約数百キロの里芋を、当店の店頭に直接お持ち込みいただきました。
このような規格外青果は、品質そのものに問題があるわけではなく、味も栄養も通常品と変わりません。それでも「規格外」という理由だけで廃棄のリスクを抱えてしまう現実があります。今回はその課題をどのように解決したのか、事例としてご紹介いたします。
規格外となった里芋の特徴
今回お持ち込みいただいた里芋は、大きさがバラバラという点が一番の理由で市場に出荷できなかったものです。
- 小さすぎて袋詰めに向かない
- 大きすぎて基準から外れてしまう
- 形がいびつで規格に適合しない
こうした青果は、一般流通の規格から外れてしまいますが、調理すればまったく問題なく、美味しい煮物や汁物、揚げ物に活用できます。むしろ大きめの里芋は、皮をむいたり下処理する際に家庭では扱いやすいと喜ばれることもあります。
店頭持ち込み買取の流れ
今回の農家さんは、当店の取り組みを以前からご存知で、電話でお問い合わせをいただいた後、軽トラックに積み込んで直接店舗まで持ち込みいただきました。
店頭持ち込みでの買取には、いくつかのメリットがあります。
- 物流コストが不要
農家さん自身で持ち込んでいただけるため、運送費がかかりません。その分、買取金額に還元できます。 - 柔軟でスピーディーな対応
持ち込んだその場で検品・査定を行い、即日買取が可能です。余剰品が傷む前に対応できるのも大きな利点です。 - 地域密着型の支援
愛知県をはじめとした近隣の農家さんにとって、店頭持ち込みは特に利便性が高く、長期的なお付き合いにもつながります。
買取後の活用方法
買取した里芋は、ベジブルの自店舗で小売り販売しました。規格外であっても「家庭で美味しく食べられる野菜」として多くのお客様に支持され、あっという間に売り切れました。
当店に足を運ばれるお客様の多くは、
- 「食品ロスを減らしたい」
- 「地元農家さんを応援したい」
- 「新鮮で手頃な青果を買いたい」
といった想いを持っており、規格外野菜だからこそ積極的に選んでくださいます。結果として、廃棄リスクのあった里芋が家庭の食卓へと届き、無駄なく活用されました。
農家さんにとってのメリット
規格外品や余剰品を抱えると、農家さんにとっては「廃棄コスト」や「保管リスク」が大きな負担となります。ベジブルに持ち込んでいただければ、こうしたリスクを回避しながら収益化することができます。
さらに当社では、農家さん支援の一環として収穫作業のお手伝いや、時には農家さんに代わって収穫を担うことも行っています。「畑で廃棄されてしまう野菜を少しでも減らしたい」という想いから始まった取り組みですが、今では多くの農家さんに信頼をいただいております。
今後の展望
今回のように、店頭持ち込みによる規格外野菜の買取は、愛知県を中心に今後さらに広げていきたいと考えています。地元の農家さんにとっては身近で安心できる販路となり、消費者にとっては新鮮な青果を手頃な価格で購入できる機会となります。
また、この取り組みは食品ロス削減と環境負荷軽減にも直結します。廃棄を減らすことで焼却処理に伴うCO2排出を抑えることができ、社会全体の持続可能性向上につながります。
お問い合わせのご案内
ベジブルでは、規格外や余剰在庫となった青果の買取を随時行っております。店頭への持ち込みはもちろん、数量や状況に応じて出張回収も可能です。
- 大きさや形が不揃いで出荷できない
- 在庫が余ってしまい廃棄の危機にある
- 規格に合わず困っている
そんな青果がありましたら、ぜひ一度ご相談ください。
一緒に食品ロスを減らし、農家さんの努力を無駄にしない流れをつくっていきましょう。
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