長野県産キャベツ約1トンを買取|愛知県の卸業者様より余剰在庫となった青果をレスキュー
出荷調整で余剰となった長野県産キャベツを救済
今回、ベジブルでは愛知県の青果卸業者様より、長野県産キャベツ約1トンを買取しました。
このキャベツは、気温の影響によって生育が想定よりも早まり、出荷量が一時的に増えすぎたことで余剰在庫となってしまったものです。品質は良好で、食味も十分に美味しく、通常の販売規格にまったく劣らないものでした。
しかし、市場では供給過多になると単価が急落してしまい、出荷コストを考慮すると採算が取れずに廃棄されてしまうケースもあります。
今回のような「品質に問題がないのに行き場を失う野菜」を救うことこそ、ベジブルの存在意義です。
長野県産キャベツの魅力
長野県は冷涼な気候と昼夜の寒暖差が大きいことで知られ、全国でも有数のキャベツ産地です。
とくに標高の高い地域では、ゆっくりと育つことで葉がしっかりと締まり、みずみずしさと甘みが引き立ちます。
春から秋にかけて収穫が続き、季節によって柔らかさや甘さのバランスが異なるのも魅力です。
今回のキャベツもシャキッとした歯ごたえと自然な甘みが特徴で、炒め物、サラダ、漬物など幅広い料理に使えるものでした。
卸業者様の課題とベジブルの対応
今回ご相談いただいた愛知県の卸業者様では、全国各地から青果を仕入れ、量販店や外食企業に供給されています。
しかし、青果市場では「天候による収穫の集中」「出荷タイミングの重複」など、思わぬ在庫リスクが発生します。
今回も長野県からの入荷量が予想を上回り、一部が保管限界を迎えつつあるとのことで、緊急でベジブルへ買取のご相談をいただきました。
ベジブルでは、青果の品質や状態を確認し、即日対応で引き取りを実施。
状態の良いものは店頭販売へ、一部は業務用として加工・再流通させることで、フードロスを最小限に抑える取り組みを行いました。
ベジブルの取り組み:青果の命を次へ
ベジブルは、全国の農家・卸・メーカー様から発生する余剰在庫や規格外品を買い取り、再流通を行うフードロス削減専門の青果店です。
今回のように“品質は良いのに市場の流通構造上行き場を失ってしまう青果”を救うことが、私たちの使命です。
店頭では、訳あり青果を「お得でおいしい」と喜んでくださるお客様も多く、
「捨てるしかなかった野菜が誰かの食卓に届く」という循環が少しずつ広がっています。
まとめ:余剰在庫を価値ある食材へ
長野県産キャベツのように、自然条件や市場環境によって一時的に供給が偏ることは珍しくありません。
しかし、それが大量の廃棄につながるのは非常にもったいないことです。
ベジブルは、こうした青果を「再び流通させる架け橋」として、
生産者・卸業者・消費者のそれぞれが“ありがとう”でつながる仕組みを目指しています。
今後も、フードロス削減と地域農業の支援を両立させる取り組みを続けてまいります。
【ベジブルについて】
株式会社ベジブルは、「もったいないを、ありがとうへ。」を理念に、
これまでに累計5,000トン以上の青果をレスキューしてきたリユース型青果店です。
NHKをはじめとする50回以上のテレビ取材や、日本経済新聞などでの掲載実績があり、
SDGsやフードロス削減の先進事例として注目されています。
【お問い合わせフォームはこちらhttps://vegeble.jp/contact/】