愛知県のECサイト運営企業様より、賞味期限が一ヶ月未満(最短一週間)の有名メーカー製カップ麺・袋麺を4パレット分買取しました|食品在庫・余剰在庫・賞味期限切迫品の再流通でフードロス削減へ
オンラインショップを運営されているEC企業様より、
「賞味期限が一ヶ月を切ってしまった、さらに最短で一週間しか残っていない即席麺(カップ麺・袋麺)が数種類あり、在庫処分に困っている」
というご相談をいただき、株式会社ベジブルにて 約4パレット分の食品在庫の買取 を行いました。
今回の即席麺はいずれも 有名メーカー製の商品 で、本来であればまだ“おいしく食べられる状態”でありながら、
EC販売特有の構造(配送日数・お客様レビューリスク・返品率対策など) により、賞味期限が短くなると通常販売が難しくなる商材です。
食品在庫を多く扱うEC企業様は、
- 発注ロットの調整不足
- キャンペーン後の売れ残り
- 季節需要の読み違い
- セール時期の重複
- モール規約による賞味期限管理の厳格化
といった要因により、賞味期限切迫の在庫を抱えることが少なくありません。
このような状況下で「廃棄するしかない」と考えがちな在庫でも、
ベジブルでは 価値ある食品として再流通させる出口 を確保しているため、今回もスムーズに買取対応を行うことができました。
■ 今回の在庫発生の背景
EC企業様から共有いただいた情報によれば、今回のカップ麺・袋麺の余剰在庫は下記のような理由で発生したとのことです。
・賞味期限管理の関係で販売継続が困難
ECモールでは、商品ページに記載している「賞味期限保証期間」や「発送日基準の賞味期限ルール」が厳しく、
期限まで90日以上・60日以上など、一定期間を求められるケースが多くあります。
そのため、実際にはまだ食べられる商品であっても、掲載条件を満たさないため販売不可となってしまいます。
・販促キャンペーン終了後の在庫滞留
ECでは、メーカー協賛キャンペーンやセット販売の売れ行きが予想外に伸びず、終了後に在庫が大量に残るケースがあります。
・SKU(品番)の多さによる過剰在庫化
カップ麺・袋麺は味の種類が多く、数十SKUを同時に扱うことが一般的です。
そのため、わずかな需要予測のズレでも大きな在庫差異につながります。
こうした背景から、今回のような
「賞味期限は短いが、品質には全く問題のない食品在庫」
が発生することは食品EC業界では非常に多く見られます。
■ 今回の買取対応の流れ
今回の案件では、企業様より 在庫のリストを事前共有 いただき、
商品状態・保管環境・賞味期限・数量を確認したうえで、即時お見積りを実施しました。
通常、カップ麺・袋麺は常温保管ですが、パレット単位の大量在庫の場合は
- 倉庫代
- 保管スペースの圧迫
- 出荷動線への影響
など、企業様の負担が大きくなります。
そのため、在庫確認の翌日に買取確定し、企業様の倉庫から 弊社への納品にて対応 しました。
担当者様からは、
「廃棄コストをかけず、かつ短期間で倉庫スペースが確保できたので、本当に助かりました」
というお声をいただきました。
■ 価値ある食品をロスにしない。ベジブルの再流通ネットワーク
今回お預かりした商品はすべて安全に流通可能な食品であるため、
弊社では以下のような販路を活用し、適切に再流通を行います。
- 弊社直営の訳あり販売店舗「ベジブル」
- 食品ロス削減に理解のある小売企業
- イベント販売
「賞味期限が短い」という理由だけで破棄される食品を、必要としている人のもとへ届ける仕組みは、
SDGsが注目される今、非常に大きな社会的価値があります。
■ メディア評価も高い、ベジブルのフードロス削減モデル
ベジブルは創業以来、青果・加工食品・業務用食品を中心に、
これまで 5,000トン以上のフードロス削減 を実現してきました。
その取り組みは高く評価され、
- NHKをはじめとした50回以上のテレビ取材
- 日本経済新聞・毎日新聞・中日新聞など新聞掲載多数
と、全国的にも注目いただいています。
企業様にとっても、
- 「SDGsに取り組む企業」
- 「食品廃棄を減らす姿勢」
- 「社会貢献への意識」
を社外・社内へPRできるため、ベジブルとの連携を喜んでいただいています。
■ 余剰在庫・滞留在庫・賞味期限切迫品にお困りの企業様へ
カップ麺、袋麺、レトルト、菓子、飲料、冷凍食品、チルド食品、業務用食品など、
常温・冷蔵・冷凍を問わずベジブルは幅広く買取対応を行っています。
- 在庫買取
- 食品在庫買取
- 余剰在庫
- 不良在庫
- 返品在庫
- 滞留在庫
- 賞味期限切迫
- 賞味期限切れ(食品によっては対応)
これらのキーワードに該当する商品がある企業様は、お気軽にご相談ください。
■ 最後に——「もったいないを、ありがとうへ。」
今回買取したカップ麺・袋麺は、
そのまま廃棄すれば「コスト」と「環境負荷」しか生みません。
しかし、再流通させれば、
- 消費者が喜び
- 企業の損失が減り
- 地域のフードロスも減り
- 社会全体に“ありがとう”が増える
そんな価値ある食品へと変わります。
ベジブルは、これからもメーカー様・商社様・小売業様・EC企業様と連携し、
食品ロス削減の輪を中部圏から全国へ広げてまいります。
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