買い取り事例

ベジブルの最新買い取り事例をお伝えします。
買い取り事例

愛知県の野菜卸業者様より、長野県産キャベツ約600㎏を買取しました

今回の買取について

今回、愛知県に拠点を置く野菜卸業者様よりご依頼をいただき、長野県産キャベツ約600㎏ をベジブルで買取いたしました。
このキャベツは、出荷のタイミングや在庫調整の関係で余剰となってしまい、通常の市場流通に乗せることができなくなったものです。品質や味には問題がないにもかかわらず、規格や流通上の理由から「訳あり品」という扱いになってしまいました。

もしこのまま廃棄されていたら、処分費用もかかり、環境負荷も大きなものとなってしまいます。ベジブルでは、このような余剰在庫を引き取り、フードロスを防ぎ、価値ある青果を必要とする方々へ届けています。


長野県産キャベツの魅力

長野県は冷涼な気候と高原特有の寒暖差によって、キャベツの栽培に適した地域です。葉が肉厚でシャキッとした食感が楽しめるのが特徴で、サラダや炒め物、煮込み料理など幅広い調理に使われます。今回引き取ったキャベツも、見た目に多少のバラつきはあるものの、美味しさには全く遜色がありませんでした。

こうしたキャベツが「余剰在庫」というだけで処分対象になるのは非常にもったいないことです。ベジブルでは、こうした青果を全量引き取り、再び食卓へとつなげることで、生産者や卸業者の皆様に安心していただける仕組みを提供しています。


なぜ余剰在庫や訳あり品が発生するのか

野菜の流通において、余剰在庫や訳あり品は日常的に発生します。

  • 出荷先からの急なキャンセルや数量調整
  • サイズや形状が規格基準に合わない
  • 産地リレーによる切り替え時期
  • 一時的な需要減少や価格下落

こうした要因が重なると、本来は十分に食べられる野菜が「行き場を失う」ことになります。今回のキャベツも、まさにそうした背景の中で発生した余剰在庫の一例でした。


ベジブルの取り組み:農家さん支援も含めて

ベジブルでは、ただ余剰野菜を買取するだけでなく、農家さんの負担を減らすサポート にも取り組んでいます。

例えば、

  • 収穫時期に人手が足りない農家さんへスタッフを派遣し収穫をお手伝いする
  • 農家さんに代わって直接収穫作業を行い、そのまま買取につなげる

といった取り組みを実際に行っています。
これにより「収穫しきれず畑に残してしまう」というフードロスも防ぐことができ、農家さんにとっては収入の確保にもなります。

卸業者様の場合は物流や在庫の問題、農家さんの場合は人手不足や出荷基準の厳しさなど、それぞれ異なる課題を抱えています。ベジブルはその両方をカバーし、柔軟に対応できる体制を整えています。


訳ありキャベツの活用先

今回買取した長野県産キャベツも、自社直営の小売店舗で販売し、多くのお客様にお求めいただいています。形や大きさに少し差があっても、家庭での調理には何の問題もなく、むしろ「お値打ちで買えて助かる」と喜ばれる方が多くいらっしゃいます。

また、一部は飲食店や加工会社にもご利用いただいており、特に業務用では「味や品質が確かなら見た目は気にしない」というニーズが強くあります。結果的に、余剰在庫だったキャベツが有効に活用され、フードロス削減につながっています。


フードロス削減と環境への貢献

廃棄されるはずだった600㎏のキャベツを活用することは、単なるコスト削減にとどまりません。廃棄処分にはエネルギーが必要で、その過程でCO2も排出されます。
今回のように余剰在庫を引き取り活用することは、フードロス削減とCO2排出削減の両面に貢献する社会的に意義のある取り組み です。

私たちベジブルは、これまでに青果だけで累計5,000トン以上のフードロス削減を実現してきました。今回のキャベツもその一環として、確かな成果につながっています。


まとめ:余剰野菜でお困りの際はご相談ください

今回の長野県産キャベツのように、余剰在庫や規格外品は農家様・卸業者様にとって頭を悩ませる課題です。
ベジブルでは、こうした青果を無駄にせず、店舗での販売や業務用として再び価値ある商品として流通させています。

また、農家さんからのご相談については、収穫の手伝いや代行収穫まで行ったうえでの買取 も可能です。現場の課題に寄り添いながら、持続可能な農業や安定した収益確保のお手伝いをしています。

もし「余剰在庫が出てしまった」「規格外の野菜が大量にある」「収穫の人手が足りない」といったことでお困りでしたら、ぜひ一度ベジブルまでご相談ください。

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