愛知県の農家さんより有機栽培の枝豆を持ち込み買取|キズや余剰在庫も「もったいないを、ありがとうへ。」
ベジブルでは、愛知県の農家さんより、キズや余剰在庫により出荷できなくなった有機栽培の枝豆を店頭へ持ち込みいただき、買取しました。
今回の事例は、「品質に問題はないのに市場流通から外れてしまう」現実に向き合い、フードロス削減と農家支援を同時に実現した取り組みの一つです。
私たちは創業以来、「もったいないを、ありがとうへ。」という理念のもと、訳あり野菜や規格外果物などの再流通を通じて、地域に新しい価値を生み出しています。
有機栽培の枝豆が“訳あり”になる理由
今回お持ち込みいただいた枝豆は、農薬や化学肥料を使わずに丁寧に栽培された有機栽培枝豆でした。
健康志向や環境意識の高まりとともに注目される有機農産物ですが、その分だけ栽培には手間と時間がかかり、天候や虫の影響を受けやすいという特徴もあります。
今回の農家さんでは、出荷直前の選別段階で「表面に軽いキズがある」「サヤの形が不揃い」「収穫量が想定を上回り在庫を抱えた」などの理由から、規格外や余剰在庫と判断されました。
しかし、味・香り・鮮度には全く問題がなく、むしろ採れたてそのままの自然な甘みが感じられる立派な枝豆です。
枝豆は鮮度の落ちが早く、出荷をためらううちに流通適期を逃してしまうことも多い作物。
そんな中、ベジブルでは「食べられるのに廃棄される」事態を防ぐため、店頭でのスピーディーな買取対応を行っています。
店頭持ち込みでスムーズな対応
今回は、農家さん自らがベジブル店舗まで枝豆を持ち込みくださいました。
事前に数量や状態を伺い、店舗でスタッフが状態を確認後、その場で査定・買取を実施。
新鮮な状態のまま、店頭や業務用向けとしてすぐに再流通できるよう手配しました。
「わざわざ遠方まで引き取りに来てもらうのは申し訳ない」という農家さんも、
ベジブルの店頭持ち込み買取なら、持ち込み後すぐ現金化できる安心感があります。
実際に今回の農家さんからも、
「せっかく育てた枝豆を無駄にせず活かせてよかった」
「自分たちが作ったものを“ありがとう”と言ってもらえるのが励みになる」
というお言葉をいただきました。
こうした声が、ベジブルの活動を支える何よりの力となっています。
フードロス削減と地域連携の広がり
農産物の世界では、形・色・大きさなどの“見た目基準”が非常に厳しく、出荷できない野菜や果物が多く発生しています。
特に有機栽培のように自然のまま育てる作物では、どうしても「虫食い」「キズ」「不揃い」などが起きやすく、廃棄のリスクも高まります。
しかし、ベジブルではそうした農家さんの課題を解決すべく、規格外野菜・訳あり果物の再流通ルートを整えています。
自社トラックによる引き取り体制や、店頭での持ち込み買取など、農家さんにとって負担の少ない柔軟な仕組みを構築。
愛知・岐阜・三重など中部圏を中心に、現在も多くの農家・卸業者・食品メーカーからご相談をいただいています。
こうした取り組みは、単なる買取事業にとどまらず、地域農業を支える持続可能な仕組みづくりとして注目されています。
有機栽培の魅力を無駄にしないために
有機栽培の枝豆は、一般の枝豆よりも栽培期間が長く、土壌の微生物や自然環境とのバランスを大切に育てられています。
そのため、風味や甘みが強く、豆本来の旨みをしっかりと感じられるのが特徴です。
今回買取した枝豆も、多少のキズや形の不揃いはありましたが、茹でた瞬間に立ちのぼる香ばしい香りや、濃厚な味わいはまさに“旬の味覚”。
ベジブルの店頭でも即日完売となり、購入者からは
「有機なのにお得でうれしい」「見た目より味が抜群!」
といった声が多く寄せられました。
このように、見た目の基準だけでなく“味や価値”で評価される社会を広げていくことが、ベジブルの目指す未来です。
ベジブルの想いと今後の展望
今回のような有機栽培枝豆の買取事例は、農家さんとベジブルが共に築く「フードロスをありがとうに変える」取り組みの一つです。
私たちはこれまでに、青果だけで累計5,000トン以上のフードロス削減を実現してきました。
NHKをはじめとする50回以上のメディア出演を通じ、全国の皆さまに“もったいない農産物の価値”を伝え続けています。
今後も愛知県内はもちろん、全国の農家・卸・メーカーと連携し、
規格外野菜や訳あり果物、業務用食材などの再流通をさらに拡大していきます。
「形が悪い」「余ってしまった」「出荷が間に合わない」
そんな時は、ぜひベジブルへご相談ください。
私たちはその一歩を、“ありがとう”につなげます。
【お問い合わせ】
出荷できない規格外野菜・訳あり果物・余剰在庫などがありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
ベジブルでは、店頭持ち込み・現地回収のどちらにも柔軟に対応しています。