買い取り事例

ベジブルの最新買い取り事例をお伝えします。
買い取り事例

愛知県の農家さんより、ツヤが少し足りないだけで出荷ができなくなってしまった“訳ありナス”を買取いたしました。

今回のナスは、見た目に関してのわずかな基準の違いで市場に出せなくなった規格外野菜。しかし、実際に手に取ってみるとわかる通り、味も鮮度も一級品です。食卓に並べても、一般流通品と違いがわからないほどの品質でした。


■ 出荷停止の理由は「ツヤ不足」だけ

今回の農家さんでは、JA出荷基準が非常に細かく設定されており、ナスの表面のツヤがやや控えめなものはすべて“出荷不可”とされてしまいます。もちろん、味や食感、日持ちに問題は一切ありません。にもかかわらず、ほんのわずかな見た目の差で“規格外”として扱われ、販売ルートを失ってしまうのが現状です。

農家さんからは、「畑でせっかく丁寧に育てたのに、こんな理由で出せないのは本当にもったいない」との声がありました。
まさにその「もったいない」を「ありがとう」に変えるのが、私たちベジブルの使命です。


■ ベジブルによる迅速な引き取りと再流通

農家さんが店頭に持ち込み、状態を確認。品質にまったく問題がないことを確認したうえで、規格外ナスとしてすべて買取させていただきました。

買取したナスは、弊社直営店舗「ワケあり青果店ベジブル」の店頭に並び、お客様からも「見た目なんて全然気にならない」「美味しくて安い!」と大変ご好評をいただいております。販売日には、多くのお客様がまとめ買いしてくださり、農家さんの努力が無駄になることなく、しっかりと消費者のもとへ届きました。


■ 規格外野菜が生まれる背景

野菜の世界では、「形」「色」「サイズ」「ツヤ」などの見た目基準が非常に厳しく、味や安全性とは関係のない理由で出荷停止となるケースが少なくありません。
今回のナスのように、見た目のツヤが基準にわずかに届かないだけでB品・C品として扱われてしまうこともあります。

実は、こうした規格外野菜や訳あり果物は、日本全国で毎日大量に発生しています。
農家さんも「廃棄は避けたいが、選別・出荷作業に人手が足りない」「保管スペースがない」などの理由でやむを得ず廃棄してしまうことが多いのです。
ベジブルでは、そうした農家さんの現場課題を理解し、買取から回収、販売までワンストップで支援しています。


■ 食品ロス削減と農家支援の両立

ベジブルが大切にしているのは、単なる“安く買って安く売る”という考え方ではありません。
私たちは「食品ロス削減」「農家支援」「環境負荷の軽減」という3つの柱を軸に、持続可能な流通の形を追求しています。

規格外野菜や訳あり野菜を買い取ることは、農家さんの収益を守るだけでなく、フードロスを減らすことにも直結します。
さらに、消費者の皆さんにとっても、手頃な価格で新鮮な野菜を手に入れられるというメリットがあります。
“見た目よりも中身で選ぶ”という価値観が少しずつ広がり、社会全体の意識が変わり始めています。


■ ベジブルの今後の展望

今回のようなナスをはじめ、トマト・ピーマン・きゅうりなど、見た目基準で弾かれてしまう野菜はまだまだ多く存在します。
ベジブルでは、こうした訳あり野菜・規格外野菜の再流通ルートをさらに拡充し、より多くの農家さんに「廃棄しなくてもいい仕組み」を届けていきます。

今後も私たちは、「もったいないを、ありがとうへ。」という理念のもと、全国の農家さん・食品メーカー・卸業者様と連携しながら、フードロス削減の輪を広げていきます。


■ 最後に

ツヤが少し足りないだけで“訳あり”とされたナスたち。
ですが、その味わいはどれも濃く、ジューシーで、焼きナスや煮びたしにすると抜群に美味しい逸品でした。
私たちベジブルは、これからもそんな“見た目で弾かれてしまう野菜”たちを、食卓に笑顔を届ける“主役”へと変えていきます。


ベジブルでは、規格外野菜・訳あり野菜・訳あり果物の買取を随時受け付けています。
農家さん・卸業者様・メーカー様でお困りの在庫がございましたら、お気軽にご相談ください。
“もったいない”と思ったその瞬間に、ぜひベジブルを思い出してください。

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