岐阜県の果物卸業者様より余剰在庫となる青森県産りんご約3.5トンを買取|大量在庫も無駄にしないフードロス削減の取り組み
ベジブルでは、岐阜県の果物卸業者様より、青森県産りんご約3.5トンを買取しました。
今回のりんごは、品質にはまったく問題がないものの、在庫過多によって出荷できなくなってしまった“余剰在庫”です。
ベジブルでは、このように流通の都合で販売機会を失った果物を再流通させることで、フードロス削減と企業支援の両立を実現しています。
■ 出荷できない「余剰在庫りんご」とは
今回のりんごは、青森県の契約農家から仕入れた正規品でしたが、想定を上回る入荷や販売時期の重なりにより、倉庫に在庫が滞留してしまっていました。
りんごは冷蔵保管である程度の鮮度を保てるものの、在庫量が多いと倉庫スペースを圧迫し、次の入荷にも支障をきたします。
卸業者様からは「まだ十分おいしいのに、捨てるしかなくなる」「廃棄コストも大きな負担になる」というご相談をいただき、ベジブルが引き取りを決定。
冷蔵保管されていたため、見た目・香り・甘みともに良好な状態で、再流通が十分可能でした。
■ 3.5トンのりんごを無駄にしない再流通の仕組み
ベジブルでは、引き取ったりんごを一つひとつ丁寧に選果し、状態の良いものを店頭や業務用向けに再流通。
このように“余剰”という理由だけで廃棄されてしまう果物でも、見方を変えればまだまだ食べられる価値ある食材です。
私たちは、「まだおいしく食べられるものを無駄にしない」ことを第一に、廃棄ゼロを目指す仕組みを構築しています。
■ 卸業者様からの信頼と企業支援の広がり
今回ご相談をいただいた卸業者様は、「冷蔵庫のキャパを超えて困っていた」「廃棄費用も削減できて本当に助かった」とお話しくださいました。
ベジブルでは、食品メーカーや卸業者、小売企業から寄せられるこうした声に日々対応しています。
・賞味期限が近い商品
・ラベルミス、外装破損による販売不可品
・一部傷み混入などの訳あり品
・シーズンオフで販売先がなくなった在庫
これらの食品を、温度帯(常温・冷蔵・冷凍)を問わず買取・再流通する体制を整えています。
廃棄コストの削減だけでなく、「社会的責任を果たす取り組み」としても多くの企業様に選ばれています。
■ フードロス削減の社会的意義
日本では年間約500万トンの食品がまだ食べられる状態で捨てられています。
このうち、流通・卸・小売段階での廃棄が大きな割合を占めています。
今回のような「余剰在庫りんご」の買取は、その構造的な課題を現場レベルで解決する取り組みです。
もし3.5トンものりんごが廃棄されていた場合、焼却によるCO₂排出、廃棄処理費用、保管コストが発生していたでしょう。
ベジブルが再流通させることで、それらの環境負荷を抑え、同時に社会的価値を生み出すことができました。
ベジブルはこれまでに累計5,000トン以上の青果を救済。
NHKをはじめ、50回以上のメディア取材を受けるなど、フードロス削減の実践企業として注目を集めています。
■ 今後の展望|「もったいないを、ありがとうへ。」を全国へ
今回のりんご買取のように、品質に問題がないのに流通できない商品は全国に数多く存在します。
ベジブルでは、愛知・岐阜・三重を中心に、全国の農家・卸・食品メーカーと連携を強化し、
規格外品・余剰在庫・訳あり食品の再流通をさらに拡大していきます。
企業様にとっては「廃棄コストの削減とCSR向上」
消費者にとっては「お得でおいしい食品の入手」
社会にとっては「環境負荷の軽減」
この“三方良し”の仕組みを、今後も地域から全国へ広げていきます。
■ お問い合わせ
「在庫が多くて困っている」「賞味期限が迫っていて出荷できない」「破損・ラベル不良などで販売できない」
そんな商品がありましたら、ぜひベジブルへご相談ください。
冷蔵・冷凍・常温すべての温度帯に対応し、数量・状態に応じて柔軟に対応いたします。
“もったいない”を“ありがとう”に変えるために、私たちはこれからも食品ロス削減の最前線で取り組みを続けていきます。
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