買い取り事例

岐阜県の果物卸業者様より余剰在庫となった青森県産りんご3.3トンを買取｜フードロス削減と流通支援の取り組み

ベジブルでは、岐阜県の果物卸業者様より、余剰在庫となって行き場を失っていた青森県産のりんご約3.3トンを買取しました。
今回のような大口の果物買取は、廃棄コスト削減だけでなく、食品ロス削減・地域流通の効率化・企業間連携強化にもつながる重要な取り組みです。

私たちは理念である「もったいないを、ありがとうへ。」のもと、青果流通の中で発生する「もったいない」を再び社会の中で活かす活動を続けています。

■ 青森県産りんごの魅力と余剰発生の背景

青森県は日本一のりんご生産量を誇る地域で、「ふじ」「王林」「ジョナゴールド」など多くのブランドりんごが生産されています。
その品質と甘み、香りの高さは全国的にも有名で、まさに日本を代表する果実のひとつです。

しかし、近年では流通量の増加や天候の影響、需要期の変動などにより、売り切れなかった在庫が倉庫に残る「余剰在庫」が発生しています。
特に卸業者様の場合、取引先の発注キャンセルや販売時期のずれが生じると、鮮度の高いうちに出荷ができず、廃棄リスクが急激に高まるのが現状です。

今回の岐阜県の果物卸業者様でも、取引先の販売スケジュール変更により、大量のりんごが余剰となってしまいました。

卸業者様からのご相談を受け、弊社スタッフが在庫状況・保管温度・鮮度状態を確認。
青森県産の高品質なりんごであることを踏まえ、全量3.3トンを一括で買取させていただきました。

買取後は、弊社の冷蔵施設にて一時保管し、

といった複数ルートで余すことなく活かしました。

ベジブルでは、一部に傷みがある商品でも自社で選果作業を行うため、状態を選ばず受け入れ可能です。
これにより、卸業者様側での選別負担を減らし、即日対応・スピード買取が実現しています。

りんごのような青果物は、在庫を抱えるほど時間との勝負になります。
廃棄する場合、廃棄物処理費用・人件費・運搬費用などがかかり、3トン規模ともなるとコスト負担は数十万円単位に上ることもあります。

今回、ベジブルが一括買取を行うことで、卸業者様は廃棄コストをゼロに抑えられ、さらに買取金額として利益を確保することができました。
これこそが、当社が目指す「もったいないをありがとうへ」の形です。

また、廃棄が減ることでCO₂排出も抑制され、環境負荷の軽減にも直結しています。
食品ロス削減は、単に経済的なメリットだけでなく、地球環境を守る社会的意義のある取り組みです。

今回の取引後、卸業者様からは次のようなお言葉をいただきました。

「大量在庫で困っていたところ、迅速に対応してもらい非常に助かりました。」
「正直、全部廃棄かと覚悟していましたが、買取してもらえたおかげで無駄がなくなりました。」

このような声をいただけることが、私たちベジブルにとって何よりの励みです。
今後も「困った時はベジブルに相談しよう」と思っていただける存在を目指しています。

今回買取した青森県産りんごのうち、状態の良いものは店頭で販売し、多くのお客様にご好評いただきました。
一方で、小さな傷や変色があったものは、スムージー・焼き菓子・ドライフルーツ・アップルパイ用原料として販売。

飲食店との連携により、「廃棄するはずだったりんご」から新しい商品価値を生み出すことができました。
こうした再流通の仕組みは、農家・卸・小売・消費者すべてにメリットがある持続可能なビジネスモデルです。

ベジブルでは創業以来、

など、あらゆる「訳あり食品」を積極的に買取・再流通しています。
これまでに削減したフードロス量は累計5,000トン以上。

NHKをはじめ、新聞・テレビなど50回以上のメディア出演実績を通じ、社会的にも注目される取り組みとなっています。

今回の青森県産りんごの買取を通じて、改めて感じたのは「どんなに品質の良い商品でも、行き場を失うことがある」という現実です。

ベジブルでは今後も、

を目指しています。

「余剰在庫を抱えて困っている」「傷みが出てしまい出荷できない」「処分費用がかかって悩んでいる」
そんなお悩みをお持ちの卸業者様・メーカー様・農家様は、ぜひ一度ベジブルまでご相談ください。

少量から大量まで柔軟に対応し、スピーディーな査定・買取・引き取りを行います。
規格外・訳あり・余剰在庫も、そのままの状態で構いません。