一部傷みのあるオーストラリア産オレンジ約1.2トンを買取|愛知県の果物卸業者様からの余剰在庫を有効活用
一部傷みがあることで出荷できなくなったオーストラリア産オレンジを救済
今回、ベジブルでは愛知県の果物卸業者様より、一部に傷みがあることで出荷できなくなったオーストラリア産オレンジ約1.2トンを買取しました。
これらのオレンジは輸入段階での輸送中の衝撃や温度変化により、一部が傷んでしまったもので、品質にはバラつきがあるものの、可食部分は十分に美味しく食べられる状態でした。
通常の市場流通では規格外として扱われてしまう果実ですが、ベジブルでは“食べられるのに捨てられてしまう果物”をできる限りレスキューする取り組みを続けています。
オーストラリア産オレンジの特徴と魅力
オーストラリア産のオレンジは、果汁が多く、爽やかな酸味と上品な甘みのバランスが特徴です。
気候が温暖で日照時間が長いため、糖度が高く、ジューシーで香りの良い果肉が生まれます。
日本では主に冬から春にかけてカリフォルニア産が多く出回りますが、オーストラリア産は夏の時期に多く流通するため、年間を通じて安定した供給が可能です。
今回のロットも品質自体は高く、ジュースやスイーツ、業務用カットフルーツなどの加工用途に適した商品でした。
愛知県の果物卸業者様からのご相談背景
今回ご相談いただいた果物卸業者様では、業務用や小売向けに幅広く果物を取り扱われています。
しかし、輸入商品の場合、コンテナ輸送の過程で温度管理が難しいこともあり、どうしても一定数の「傷み果」や「色ムラ果」が発生してしまいます。
通常であれば廃棄処分となるケースですが、「もったいない」をなくすために、弊社ベジブルへご相談いただきました。
ベジブルでは、こうした余剰在庫や規格外品をスピーディーに回収し、状態に応じて店舗販売や業務用再流通を行っています。
ベジブルの取り組み:もったいないを、ありがとうへ。
ベジブルは、青果・果物の規格外品や余剰在庫を買い取り、店頭販売や業務用向け販売を通じてフードロス削減に取り組むリユース型青果店です。
今回のオーストラリア産オレンジも、見た目に多少の難はあっても味わいや香りは良好なため、来店されたお客様にも好評をいただきました。
また、店頭では「訳ありでも味は一級品」というテーマでポップを掲示し、商品の背景を伝えることで、お客様にもフードロス問題を身近に感じてもらえるよう工夫しています。
まとめ:果物の価値を次へつなぐ取り組み
輸入品であっても、わずかな傷みや見た目の違いだけで廃棄される現状があります。
ベジブルは、そうした果物を「価値ある資源」として捉え、再び食卓へと届ける役割を果たしています。
今後も全国の農家様、卸業者様、メーカー様からの「もったいない」品を救済し、
“ありがとう”につながる流通の仕組みを広げていきます。
【ベジブルについて】
株式会社ベジブルは、「もったいないを、ありがとうへ。」を理念に掲げ、
これまでに累計5,000トン以上の青果をレスキューしてきました。
NHKをはじめ50回以上のテレビ取材、日本経済新聞などの各種メディア掲載実績を持ち、
SDGs・フードロス削減の先進事例として注目されています。
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