【食品在庫買取事例】賞味期限残り1週間のカップラーメン・カップ焼きそばを買取|切迫在庫でも“捨てない判断”につながった余剰在庫対策
今回ご紹介するのは、愛知県の食品販売会社様よりご相談をいただいた、
賞味期限が残り約1週間となったカップラーメン・カップ焼きそば各種の買取事例です。
カップ麺は常温で保管でき、回転率も高い商品として知られていますが、
一方で
・販売予測のズレ
・販促終了後の在庫残
・季節商品の入れ替え
・棚替えやSKU整理
などが重なると、短期間で一気に「売り切りが難しい在庫」へと変わってしまう商品でもあります。
今回のケースも、商品自体の人気や品質に問題はなく、
「売れないのではなく、売る時間が足りない」
という状況でした。
賞味期限が1週間残っていても起きる“現場の判断の難しさ”
企業様から最初にご相談をいただいた際、
「まだ1週間あるが、この数量を通常ルートでさばき切るのは難しい」
という率直なお話がありました。
カップ麺の場合、
・賞味期限が1か月以上あれば対応できる
・2週間を切ると販路が急激に狭まる
・1週間前になると廃棄判断に傾きやすい
という現実があります。
特に複数種類のカップラーメン・カップ焼きそばを抱えている場合、
単品ごとの動きに差が出やすく、
結果として「まだ食べられるのに廃棄」という判断がされてしまうことも少なくありません。
ベジブルが考える「切迫在庫=即廃棄」ではない選択肢
ベジブルでは、
賞味期限が短い=価値がない
とは考えていません。
重要なのは、
・どのくらいの数量か
・どの程度の期限が残っているか
・どの価格帯であれば動くのか
・どの販路であれば次の消費につながるのか
という点を冷静に見極めることです。
今回のカップラーメン・カップ焼きそばについても、
先方からいただいた商品リストや写真をもとに内容を確認し、
「十分に次につなげられる」と判断したうえで買取を行いました。
余剰在庫・切迫在庫は“まとめて動かす”という判断も重要
賞味期限が1週間を切ると、
「少しずつ売る」
という選択肢はほぼ取れなくなります。
今回のように、
・複数種類
・一定数量
・期限がほぼ同じ
という条件がそろっている場合、
まとめて在庫として動かす判断が、結果的にロスを最小限に抑えることにつながります。
ベジブルでは、
「この数量をこの価格帯であれば、どの程度のスピードで動かせるか」
という実績ベースの感覚をもとに、買取条件を検討しています。
企業様の「捨てたくないが、損失は抑えたい」という本音
今回の企業様も、
「廃棄は避けたいが、ロス品なので安くなるのは仕方ない」
という現実的なスタンスをお持ちでした。
食品の在庫ロスは、
・原価
・物流費
・保管費
・廃棄コスト
などが積み重なった結果として発生します。
ベジブルでは、そうした背景を理解したうえで、
一方的に条件を押し付けるのではなく、
継続的な在庫対策として成り立つ形を重視しています。
フードロス削減は「一度きり」では意味がない
もし今回、
・無理に大量を安く引き取る
・売り切れない前提で買取を行う
といった判断をしてしまえば、
結果としてベジブル側でロスが発生し、次回以降の買取が難しくなります。
そのため、
「今後も同様のカップ麺在庫が発生した場合に、同じ対応ができるか」
という視点を大切にしながら、今回の買取を進めました。
フードロス削減は、
続けられる仕組みでなければ、社会的な意味を持ちません。
カップ麺・常温食品の在庫でお悩みの企業様へ
カップラーメン、カップ焼きそばをはじめとする常温食品は、
一見すると「売りやすい商品」に見えますが、
賞味期限が切迫すると一気に判断が難しくなる商品でもあります。
・賞味期限が近づいてきた
・余剰在庫として倉庫に残っている
・廃棄以外の選択肢を探している
そうした状況であれば、
捨てる前に一度、買取という選択肢を検討してほしいとベジブルは考えています。
ベジブルの取り組みと実績について
ベジブルは、青果を中心に累計5,000トン以上のフードロス削減に取り組んできました。
現在では、加工食品・飲料・菓子類・常温食品・冷蔵・冷凍食品まで幅広く対応しています。
これまでに、
NHKをはじめとする50回以上のテレビ・メディア取材、
日本経済新聞・毎日新聞などへの新聞掲載を通じて、
社会性のある事業として評価をいただいてきました。
食品を「捨てるかどうか」で悩む時間を、
「次につなげる判断」に変える。
そのお手伝いを、これからも続けていきます。
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