買い取り事例

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【食品在庫買取事例】賞味期限が切迫した人気お菓子のココアドリンク約45,000本を買取|大量在庫でも“捨てない選択”を支えるフードロス削減の取り組み

今回ご紹介するのは、大手食料品を取り扱う企業様よりご相談をいただいた、賞味期限が切迫した人気お菓子メーカーのココアドリンク約45,000本の買取事例です。
スーパーや量販店、ECなど複数の販路を持つ企業様であっても、季節要因や販売計画のズレ、想定外の在庫調整により、飲料や菓子類の在庫が一気に余剰となってしまうケースは珍しくありません。

特に今回のようなココアドリンクは、一定の人気がありながらも、
・季節性がある
・販促タイミングを逃すと動きが鈍る
・賞味期限が近づくと通常ルートでの販売が難しくなる
といった特徴があり、気づいたときには大量の在庫を抱えてしまうことがあります。


賞味期限切迫=即廃棄ではないという考え方

企業様からのご相談時点で、賞味期限は残りわずかとなっており、通常の卸・小売ルートでの販売継続は難しい状況でした。
このようなケースでは、やむを得ず廃棄を選択せざるを得ない企業様も多く、結果として大きな損失とフードロスが発生してしまいます。

しかし、賞味期限が切迫しているからといって、
「飲めない」「価値がない」
というわけでは決してありません。

ベジブルでは、賞味期限や在庫状況を丁寧に確認したうえで、次の消費につなげられる可能性がある食品については、積極的に買取を行っています。
今回のココアドリンクも、品質や保管状態に問題がないことを確認し、廃棄ではなく再流通という選択肢をご提案しました。


約45,000本という大量在庫でも対応できる理由

今回の数量は約45,000本と、決して小さなロットではありません。
大量在庫の場合、
・保管スペースの確保
・賞味期限を考慮した販売スピード
・価格設定の難しさ
といった課題が一気に表面化します。

ベジブルでは、これまで青果だけでなく、加工食品・飲料・菓子類など、さまざまな食品の余剰在庫を取り扱ってきた経験をもとに、
「どの価格帯であれば、どのくらいのスピードで動くのか」
「一気に出すのか、段階的に出すのか」
といった点を総合的に判断しています。

単に在庫を引き取るだけではなく、売り切ることを前提とした買取判断を行うことで、継続的なフードロス削減につなげています。


企業様の「損失を最小限にしたい」という現実的な思い

食品ロスの削減は社会的に重要なテーマですが、同時に企業様にとっては「損失」の問題でもあります。
今回の企業様からも、

「廃棄せずに済むならありがたいが、できる限り損失は抑えたい」

という現実的なお話がありました。

ベジブルでは、その思いを無視した一方的な条件提示は行いません。
在庫の背景や数量、賞味期限、今後も同様の在庫が発生する可能性などを丁寧にヒアリングしたうえで、双方が納得できる形を探ることを大切にしています。


フードロス削減を“継続できる取り組み”にするために

もし今回、無理な価格で大量に引き取ってしまえば、
・ベジブル側で販売しきれずロスになる
・次回以降の買取が難しくなる
といった問題が生じます。

そのため、今回の買取も、
「継続的に同様の相談があった場合でも対応できるか」
という視点を重視し、慎重に進めました。

フードロス削減は、一度きりの対応ではなく、続けられる仕組みでなければ意味がありません。
その考え方に、企業様からも共感をいただくことができました。


食品の余剰在庫・賞味期限切迫商品でお悩みの企業様へ

今回のように、
・飲料
・菓子類
・加工食品
などで賞味期限が切迫し、対応に悩まれている企業様は少なくありません。

「もう処分するしかない」と判断する前に、
フードロス削減を目的とした買取という選択肢があることを知っていただければと思います。

ベジブルでは、青果を中心に累計5,000トン以上のフードロス削減実績があり、
NHKをはじめとする50回以上のメディア取材、
日本経済新聞・毎日新聞などの新聞掲載実績を通じて、社会性のある事業として評価をいただいてきました。

食品を捨てない判断が、企業価値を守り、次につながる行動になる。
そのためのパートナーとして、ベジブルはこれからも取り組みを続けていきます。

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