買い取り事例

【農家向け規格外果物買取事例】長野県長野市で訳ありりんご2.5tを出張買取｜キズ・色づき不良・糖度不足でも廃棄ゼロへ

長野県長野市のりんご農家様より出荷基準を満たさない訳ありりんご2.5トンを出張買取
キズ・色づき不良・糖度不足でも価値を見出し、廃棄ゼロにつなげた取り組み

ベジブルでは、長野県長野市のりんご農家様より、出荷基準を満たさない規格外・訳ありりんご約2.5トンを出張買取いたしました。今回のご縁は、愛知県で以前からお付き合いのあるお米農家様からのご紹介によるものです。

「知り合いのりんご農家さんが、規格外品の扱いに困っている」
そんな一言をきっかけに、今回の買取が実現しました。農家さん同士の信頼関係の中でベジブルをご紹介いただけたことは、私たちにとっても大きな意味を持つ出来事です。

片道約4時間、自社4トントラックで農園へ

農家さんの現場に直接向かう出張買取

ご相談をいただいた段階で、LINEや電話を通じて状況を確認しました。
主な理由は、
・色づきが悪い
・サイズが不揃い
・糖度が基準にわずかに届かない
といったもので、JA出荷や市場流通が難しいりんごがまとまった量で発生しているとのことでした。

写真を拝見した限りでは、腐敗や大きな劣化は見られず、「これは現地で確認すべき案件」と判断。愛知県から長野県長野市まで、片道約4時間の道のりを自社4トントラックで走らせ、農園へ向かいました。

ベジブルでは、距離だけで判断せず、
実際に現場を見ること
生産者の声を直接聞くこと
を何よりも大切にしています。

「これが規格外？」と感じるほどの甘さとジューシーさ

農園に到着後、すぐに訳ありとされているりんごを見せていただきました。
確かに、
・色ムラがある
・着色が薄い
・形が不揃い
といった点はあり、見た目だけを基準にすれば出荷基準から外れてしまう理由は理解できます。

しかし、試食してみて驚きました。
一口かじると果汁があふれ、まるでりんごジュースを飲んでいるかのような甘さとみずみずしさ。
正直に言って、「これが訳あり品とは信じられない」「スーパーに並ぶ正規品より美味しいのでは」と感じるりんごでした。

出荷できない＝美味しくない、ではない

次に、色づきが悪く「糖度が少し低い」と説明を受けた品も試食しました。
確かに先ほどのりんごと比べると甘さは控えめでしたが、それでも一般的な感覚では十分に甘く、家庭用としてはまったく問題のない品質です。

農家様は、
「ほんのわずかな基準に届かないだけで出荷できない」
「味ではなく、見た目や数値だけで判断されてしまう」
という悔しさを語ってくださいました。

この悩みは、りんご農家に限らず、全国の果物農家さんが共通して抱えている課題でもあります。

規格外が生まれる現場のリアル

その後、選別や箱詰めを行う作業場も見学させていただきました。
一玉一玉を手に取り、サイズ・色・キズ・形を確認しながら仕分ける作業は、想像以上に時間と労力がかかります。

「選別で弾かれる量が年々増えている」
「廃棄になると、これまでの手間がすべて無駄になってしまう」

現場を実際に見ることで、規格外りんご買取が持つ意味を改めて実感しました。

桃・ぶどう・栗など年間を通した訳あり品の相談

今回の出張買取をきっかけに、りんごシーズン後の話にも発展しました。
この農家様では、りんごのほかにも
・桃
・ぶどう
・栗
といった果樹も栽培されており、それぞれの作物で規格外品や余剰品が発生するとのこと。

「年間を通して、訳あり品の相談ができる先があるのは心強い」
というお言葉をいただき、単発の取引ではなく、継続的なパートナーとしてのお付き合いについても話し合うことができました。

ベジブルは、
・規格外
・訳あり
・出荷できない
・選果落ち
といった農産物を、価値ある形で再流通させる専門業者です。

青果だけで累計5,000トン以上のフードロス削減実績があり、NHKを含む50回以上のテレビ取材、日本経済新聞・毎日新聞など新聞掲載実績も多数あります。

出張買取・遠方対応・現地確認にも柔軟に対応し、農家様の「困った」を一緒に解決することを大切にしています。

今回の長野県長野市のりんご農家様のように、
「味には自信があるのに出荷できない」
「基準に少し届かないだけで廃棄になってしまう」
と悩まれている農家様は少なくありません。

見た目や数値だけでは測れない価値を、ベジブルは大切にしています。
規格外・訳ありのりんごや果物でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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