【買取事例】食品卸商社様より賞味期限切迫の常温商品「つけ麺スープの素」を買取しました|フードロス削減の取り組み
食品卸商社様より、賞味期限が迫ってしまった業務用「つけ麺スープの素(常温商品)」を大量に買取させていただきました。
今回ご相談いただいた卸商社様は、飲食店等に業務用の食材を供給している企業様。ところが、販売計画のずれによって大量のスープの素が在庫となり、賞味期限が切迫してしまったとのことでした。
品質や味には全く問題のない商品ですが、業務用商流では「賞味期限が一定期間以上残っていないと取引不可」となるケースが多いため、行き場を失ってしまったのです。結果的にこのままでは廃棄するしかないという状況に陥り、弊社にご相談いただきました。
つけ麺スープの素とは?
「つけ麺スープの素」は、飲食店や製麺所で広く利用されている業務用調味ベースです。
- 豚骨や鶏ガラ、魚介の旨味を凝縮した濃縮スープ
- お湯やスープで割るだけで本格的なつけ麺用スープを提供可能
- 常温保存が可能で物流しやすい一方、賞味期限の管理は厳格
近年ではラーメン専門店だけでなく、居酒屋やカフェでもラーメン・つけ麺をメニューに取り入れる動きがあり、需要はますます広がっています。しかし一度在庫が過剰になると、常温商品であっても「賞味期限切迫=販売不可」になるのが食品業界の現実です。
常温商品の在庫リスクと廃棄問題
常温で保存できる食品は一見「扱いやすい」と思われがちですが、実際には次のようなリスクがあります。
- ロット単位での大量在庫
卸会社やメーカーではまとめて生産・仕入れするため、一度に大量の在庫を抱えやすい。 - 流通規約による販売制限
スーパー・飲食店向けの取引では「賞味期限○か月以上残存していなければ納品不可」というルールが多い。 - 廃棄処理コストの高さ
液体や濃縮スープは処分時に中身を廃棄しなければならず、産廃費用がかさむ。
そのため、まだ十分に美味しく食べられるにもかかわらず、期限が迫っただけで価値がゼロとなり、多額の廃棄費用が発生するケースが後を絶ちません。
ベジブルでの対応
今回のケースでも、卸商社様は「廃棄しかない」と悩まれていましたが、ベジブルでは以下の流れで対応しました。
- 迅速なヒアリング
賞味期限、数量、在庫場所を即時確認。 - スピード査定
廃棄コスト削減以上のメリットを提供できる査定価格をご提示。 - 独自販路で再流通
弊社ネットワークを活用し、BtoB・BtoCともに再流通を実現。 - フードロス削減に貢献
廃棄予定だった商品を社会に役立てる形で活用しました。
卸商社様からは「倉庫スペースが整理できただけでなく、産廃コストも削減できた」と大変ご評価いただきました。
「もったいない」を救う仕組み
今回の「つけ麺スープの素」も実際に試食してみましたが、味や香りに全く問題はなく、濃厚で深みのある本格的なスープを楽しむことができました。
それにも関わらず「賞味期限が短い」という理由だけで捨てられてしまう現状は、まさに食品業界の課題であり、フードロス問題そのものです。
ベジブルは、青果物のように「極端に賞味期限が短い商材」を扱ってきた経験があります。そのノウハウを活かすことで、常温食品や業務用調味料といった在庫リスクの高い商材も柔軟に取り扱うことが可能です。
- 賞味期限切迫品
- 外装不良(箱潰れ・汚れ)
- 輸送事故による訳あり品
- 季節商品や企画商品の余剰在庫
こうした商材を廃棄せず「社会に活かす」ことこそ、弊社の役割であり社会的責任だと考えています。
食品卸商社様・メーカー様からのご相談が増加中
今回のような「常温の調味料やスープベース」の買取依頼は、食品卸商社様を中心に年々増えています。
- 大量の在庫を抱えて困っている
- 賞味期限が短くなり通常ルートで販売できない
- 廃棄費用を少しでも抑えたい
- フードロス削減の取り組みに共感できる取引先を探している
このようなお悩みをお持ちの企業様は、ぜひベジブルへお気軽にご相談ください。
まとめ
今回の「つけ麺スープの素(常温商品)」の買取事例は、賞味期限切迫によって廃棄されそうになった食品を救い、再び価値ある形で流通させることができた成功事例です。
卸商社様にとっては「廃棄コスト削減・倉庫整理」というメリットがあり、消費者にとっては「まだ美味しく食べられる商品が届く」という喜びにつながります。そして社会全体にとっては「フードロス削減」という大きな価値を生み出す取り組みです。
ベジブルは、青果だけでなく、常温商品・冷凍食品・チルド商品・菓子・飲料・業務用食材など幅広い余剰在庫や規格外品の買取に対応しています。
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