【買取事例】北海道産訳あり白ねぎ 約300㎏を買取しました
食品業界では、形や見た目のわずかな違いによって市場に出回らず、行き場を失ってしまう青果物が数多くあります。今回、私たちベジブルでは、野菜卸業者様より先端が枯れてしまった北海道産の白ねぎ、約300㎏の訳あり品を買取いたしました。
通常であれば廃棄されてしまう可能性が高いものでしたが、味や香りには問題がなく、十分に美味しく召し上がれる状態でした。こうした青果を無駄にせず、消費者に届けることで、食品ロス削減と生産者・卸業者様の支援につなげています。
北海道産白ねぎの魅力と特徴
白ねぎは、鍋物や炒め物、薬味など幅広く使われる日本の代表的な野菜です。特に北海道産の白ねぎは、昼夜の寒暖差が大きい環境で育つため、身がしまり甘みが増すのが特徴です。加熱調理をすると甘みや香りが際立ち、食卓で大活躍します。
今回買取した白ねぎは先端が枯れた訳あり品でしたが、味や品質には問題がなく、店頭で販売したところ、多くのお客様にご購入いただけました。こうした訳あり品でも、使い方次第で十分に価値のある食材として活用できます。
規格外になる理由と市場の現状
白ねぎに限らず、野菜は外観や鮮度によって「規格」が決められており、先端が少し枯れるだけでも市場では規格外扱いとなることがあります。
今回の白ねぎもまさにそうしたケースで、卸業者様の倉庫で余剰在庫として保管されていたものです。市場では流通できなくても、味や栄養価は問題なく、加熱すれば甘みも十分。
そのまま廃棄すれば廃棄費用や人件費、物流費が発生しますが、ベジブルが買取を行うことで、卸業者様は経済的負担を軽減できるだけでなく、食品ロス削減にもつながります。
ベジブルでの対応と活用方法
ベジブルでは、今回の北海道産白ねぎを買取し、状態を確認したうえで販売用に調整しました。枯れの進行が強い部分を適切に処理することで、味や香りに影響を与えず、安全に販売できる状態に整えています。
店頭では「少し見た目に難がありますが、美味しさはそのまま」と説明し、価格を抑えて販売。加熱調理で甘みが増すため、鍋物や炒め物、煮物などに最適とアピールしました。
また、一部は飲食店や加工業者様にも活用していただき、薬味やスープ、煮込み料理などで無駄なく消費されています。このように、規格外や訳ありの青果も、適切な流通ルートがあれば十分に活かすことができます。
フードロス削減と卸業者様へのメリット
今回の白ねぎを廃棄する場合、300㎏分の廃棄費用だけでも相応の負担となります。さらに、人件費や物流費を含めると損失は大きくなります。
ベジブルに買取をご依頼いただくことで、卸業者様は経済的負担を減らせるだけでなく、「まだ食べられる青果を無駄にしない」という社会的価値にも貢献できます。フードロス削減の取り組みは、取引先や消費者への好印象にもつながり、企業価値向上にも寄与します。
ベジブルの取り組み
私たちベジブルは、創業以来、青果を中心に累計5,000トン以上の食品ロス削減を実現してきました。農家様や卸業者様から発生する規格外品や余剰在庫を引き取り、店頭での小売販売を通じて再流通させています。
曲がったきゅうり、打ち身のあるりんご、色づきが不十分なぶどうなど、これまでに多くの訳あり青果を扱ってきました。愛知・岐阜・三重・静岡の地元農家様や卸業者様からの依頼が多く、物流コストを抑えられる分、買取金額も高くなり、より多くのフードロス削減につながっています。
今後の展望
少しの見た目の違いで市場に出せない青果はまだまだ存在します。ベジブルでは、そうした青果を積極的に引き取り、消費者に届けることで、食品ロス削減と生産者支援を両立させていきます。
農家様や卸業者様にとっては、困ったときに相談できるパートナーとして、安心して依頼いただける体制を整えています。
訳あり野菜・果物の買取について
今回のような北海道産の白ねぎをはじめ、規格外・余剰在庫・訳あり青果の買取に関するご相談は、ぜひベジブルまでご連絡ください。
- 店頭持ち込みでの買取
- 出張買取
- 在庫全量の買取
など、状況に応じた柔軟な対応が可能です。
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「もったいないを、ありがとうへ。」
ベジブルは、今後も食品ロス削減と生産者・卸業者支援の輪を広げてまいります。