【規格外野菜の買取事例】
愛知県の青果卸会社様より茨城県産ほうれん草1,250袋を買取|小さな「とけ」やわずかなヤケで止まる流通に、もう一つの選択肢を
ほんのわずかな見た目の変化で出荷できなくなる現実
今回は、愛知県の青果卸会社様より、茨城県産のほうれん草1,250袋を買取させていただいた事例をご紹介します。
今回のほうれん草は、全体として鮮度・品質ともに良好な状態でしたが、一部に「とけ」や「ヤケ」が見られるという理由で、通常の卸流通では出荷ができなくなってしまったロットでした。
卸会社様からのご相談内容は、次のようなものでした。
「全体的には問題ないのですが、一部にとけやヤケがあり、このままでは出せなくて…」
葉物野菜の現場では、こうした判断が日常的に行われています。
しかし、その“とけ”や“ヤケ”の程度を詳しく確認すると、
実際にはごく軽微なものであるケースも非常に多いのが現実です。
「とけ」とは何か|実際の状態を確認
今回のほうれん草に見られた“とけ”は、
- 小指の爪ほどの大きさ
- 葉の一部がわずかに水分を含んだ状態
- 周囲への広がりはなし
という、ごく限定的なものでした。
またヤケについても、
- 葉先がほんの少し変色している程度
- 可食部への影響はなし
- 味や安全性には影響なし
という状態でした。
実物を見て感じたのは、
「これで出荷できなくなるのか」という強い違和感でした。
ほうれん草は特に「安全側の判断」がされやすい野菜
ほうれん草は、
- 鮮度変化が早い
- 葉の変色が目立ちやすい
- クレームにつながりやすい
という理由から、卸流通では特に慎重な判断がされやすい品目です。
そのため、
- 小さなとけ
- わずかなヤケ
であっても、
「念のため出さない」
という判断が取られ、
ロット全体が止まってしまうケースが少なくありません。
今回の1,250袋も、まさにその典型例でした。
卸会社様が抱える現場のジレンマ
今回ご相談いただいた卸会社様からは、次のようなお話がありました。
- 品質に問題はないと分かっている
- しかし取引先基準ではNG
- 全量を再選別する人手がない
- 葉物なので時間との勝負
ほうれん草は日持ちが短く、
- 判断を迷っている間に状態が進む
- 在庫として抱えるリスクが大きい
という特徴があります。
「捨てるのは避けたいが、出せない」
その板挟みの中で、ベジブルへご相談をいただきました。
ベジブルの判断|用途を変えれば十分に価値は残る
ベジブルでは、今回の茨城県産ほうれん草について、
- とけ・ヤケは軽微
- 全体の鮮度は良好
- 再選別でロスを最小限にできる
- 業務用・加工用で十分活用可能
と判断しました。
ほうれん草は、
- カット調理
- 下茹で
- 加工原料
など、調理工程を前提とした用途が非常に多い野菜です。
そのため、
葉先のわずかな変化だけで価値が失われる理由はありません。
こうした判断のもと、1,250袋すべてを一括で買取させていただきました。
規格外野菜が生まれる構造的な問題
今回の事例は、ほうれん草に限った話ではありません。
- 見た目重視の評価
- クレーム回避を最優先する流通構造
- 人手不足による再選別の難しさ
こうした要因が重なり、
本来食べられる野菜が規格外として行き場を失うケースが増えています。
特に葉物野菜では、
- 小さな変化が過剰に評価される
- 「安全側」の判断が続く
という傾向が強く、
結果として大量の食品ロスにつながってしまいます。
ベジブルの役割|規格外野菜の「出口」をつくる
ベジブルは、
- 規格外野菜
- 訳あり野菜
- 余剰野菜
- 卸会社様が出荷できなくなった青果
を対象に、再流通を前提とした買取を行っています。
これまでに青果分野だけで
累計5,000トン以上のフードロス削減に取り組み、
- NHKをはじめとするテレビ取材50回以上
- 日本経済新聞・毎日新聞など新聞各紙への掲載
といった実績も積み重ねてきました。
卸会社様にとってのメリット
今回の買取により、卸会社様は、
- 廃棄コストの回避
- 在庫リスクの低減
- 判断に迷う時間の削減
- 現場作業負担の軽減
といった効果を得ることができました。
「この状態でも引き取ってもらえるなら、本当に助かる」
という言葉が、現場のリアルな声です。
規格外ほうれん草・葉物野菜でお困りの方へ
- 一部にとけが出てしまった
- 葉先が少し焼けた
- 規格外扱いで止まっている
- 廃棄を検討している
その野菜、
捨ててしまう前に一度ご相談ください。
ほうれん草に限らず、
葉物野菜全般で同じ悩みが生まれています。
まとめ|「小さな変化」で、大量ロスを生まないために
今回の茨城県産ほうれん草1,250袋は、
小指の爪ほどのとけや、ほんのわずかなヤケが理由で行き場を失いかけていました。
しかし、
- 味
- 鮮度
- 安全性
は、何一つ変わっていません。
ベジブルはこれからも、
卸会社様・農家様とともに、
規格外野菜を正しく評価し、無駄にしない流通の出口をつくり続けていきます。