【規格外野菜の出張買取事例】
長野県伊那市の農家様より白ネギ・白菜を買取|わずかな基準差で廃棄される野菜に価値を
規格外でも「鮮度・味・想い」は変わらない野菜たち
今回は、長野県伊那市の農家様より、規格外となった白ネギと白菜を買取させていただいた事例をご紹介します。
こちらのご縁は、愛知県で日頃からお付き合いのある玉ねぎ・さつまいも農家様からのご紹介によるもので、弊社ベジブルの自社トラックを使った出張買取で対応いたしました。
現地で実際に野菜を拝見し、農家様のお話を伺う中で、改めて日本の農業現場が抱える「規格」という大きな壁を痛感する買取となりました。
規格外白ネギ|鮮度抜群でも出荷できない現実
畑で見せていただいた白ネギは、思わず「ピカピカしている」と声が出るほど鮮度抜群。
ハリがあり、みずみずしく、香りも良い。
一般の消費者であれば、間違いなく「立派な白ネギ」と感じる品質です。
しかし農家様から伺ったのは、厳しい現実でした。
- 規格品として出荷するには先端の葉が3本揃っていなければならない
- 2本しかないものは規格外
- 少しキズがあるもの
- 根元がわずかに曲がっているもの
これらはすべて味や鮮度に問題がなくても出荷不可。
農協出荷の基準を満たさないという理由だけで、市場に出ることなく行き場を失ってしまう野菜となります。
規格外白菜|たった400g足りないだけでロスに
白菜についても、同様に驚かされました。
- 規格基準:1玉2.4kg
- 実際の重さ:約2.0kg
- 不足分:わずか400g
この400gの差だけで、出荷不可=ロス品となってしまいます。
農家様からは、
「これでダメなんです」
という、どこか諦めの混じった一言が印象的でした。
味も、鮮度も、育てる手間も、愛情も変わらない。
それでも数字一つで評価され、余剰野菜・規格外農産物として扱われてしまう現実があります。
「何だそのルールは」…現場で感じた率直な想い
正直に言うと、私たちもその場で強い違和感を覚えました。
「何だそのルールは」
「それで捨てられるのは、あまりにももったいない」
そう感じずにはいられませんでした。
農家様も、話しながら何度もため息をつかれていました。
「訳ありでも買い取ってもらえるのは本当にありがたい」
そんな中で、農家様からいただいた言葉が強く心に残っています。
「ロス品を訳あり品として買い取ってもらえるのは、本当にありがたいです」
農家様にとって、
出荷できない野菜をどうするかは、収益面だけでなく精神的にも大きな負担になります。
特に近隣には新規就農された農家さんも多いとのことで、
「新規就農者は特に助かると思うので、声をかけてみます」
と、周囲の農家様への紹介についてもお話しいただきました。
季節ごと・年間を通した規格外野菜買取のご相談へ
今回買取した白ネギ・白菜以外にも、
- とうもろこし
- ブロッコリー
といった野菜を生産されており、
季節に応じた規格外野菜の買取を年間を通して相談したいというお話に発展しました。
さらに、
- 長いも
- キャベツ
- キュウリ
といった農家さんの知り合いもいるとのことで、
地域全体で規格外野菜の販路をつくっていく可能性を感じる出会いとなりました。
ベジブルが選ばれる理由|規格外青果の出口をつくる
ベジブルでは、
- 規格外野菜
- 規格外果物
- キズや曲がり、色ムラのある青果
- 選果落ちや余剰在庫となった農産物
を、「廃棄前提」ではなく「価値ある商品」として買取しています。
自社トラックによる出張買取や、
農家様・卸業者様の状況に応じた柔軟な対応により、
これまで累計5,000トン以上のフードロス削減に取り組んできました。
メディア実績と信頼性
こうした取り組みは、
- NHKをはじめとする50回以上のテレビ取材
- 日本経済新聞、毎日新聞など新聞各紙への掲載
を通じて、社会的にも評価いただいています。
単なる野菜買取業者ではなく、
農家様と一緒に「捨てない仕組み」をつくるパートナーでありたいと考えています。
規格外・出荷できない野菜でお困りの方へ
- 規格にわずかに届かない
- キズや形の問題で出荷できない
- 余剰野菜が発生している
- 廃棄するしかないと言われた
その野菜、本当に捨てるしかないでしょうか。
白ネギや白菜だけでなく、
さまざまな野菜・果物で同じ悩みを抱える農家様は少なくありません。
まずは一度、ご相談ください。
「もったいない」を「ありがとう」に変えるお手伝いを、ベジブルは続けていきます。
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