【規格外野菜の出張買取事例】
愛知県の農家様より焼き芋用さつまいも(紅はるか)2.5tを買取|割れ・規格外でも価値ある販路へ
規格外でも需要が高い「焼き芋用さつまいも」
今回は、愛知県の農家様より、焼き芋用として生産された規格外のさつまいも(紅はるか)を約2.5トン出張買取させていただいた事例をご紹介します。
近年、焼き芋ブームの影響もあり、紅はるかは非常に人気の高い品種です。
糖度が高く、加熱することでねっとりとした食感と強い甘みが引き出されるため、焼き芋専門店や加工業者からの需要も年々増えています。
しかしその一方で、生食・青果流通の基準から外れたさつまいもは、規格外として扱われやすいという現実があります。
割れ・サイズ不揃い…味は同じでも出荷できない現実
今回ご相談いただいたさつまいもは、
- 規格外サイズ(大きすぎる・小さすぎる)
- 割れが入っているもの
- 形が不揃いなもの
- 焼き芋用としては問題ないが青果規格に合わないもの
といった、いわゆる「訳あり」「規格外農産物」が中心でした。
農家様からは、
「焼けば甘さも味も全く問題ないのに、形や割れだけで正規出荷できない」
というお話を伺いました。
実際に拝見しても、病気や腐敗があるわけではなく、用途を変えれば十分に価値があるさつまいもばかりでした。
出張買取当日の様子|雨でぬかるむ現場との格闘
今回の買取は、弊社自社トラックでの出張買取にて対応しました。
ただし当日は雨の影響で、畑や作業場周辺の地面がかなりぬかるんだ状態。
通常であればスムーズに行えるリフトでの積み込み作業も、タイヤが取られやすく、慎重な作業が必要となりました。
- リフトの進入角度を調整
- トラックの停車位置を変更
- 人力での補助作業を追加
といった対応を取りながら、安全第一で積み込みを実施。
時間はかかりましたが、最終的には約2.5トンすべてを無事回収することができました。
農家様の負担を減らす「まとめて買取」という選択肢
さつまいもは保管にも手間がかかり、
- 置き場の確保
- 管理の手間
- 劣化リスク
といった問題が発生します。
特に規格外品や余剰在庫は、いつまでも保管しておくことができないというのが農家様の本音です。
今回のように、
- 規格外
- 割れ
- 不揃い
- 出荷できないさつまいも
をまとめて買取できることで、農家様の負担軽減につながったと感じています。
規格外でも「焼き芋用」という明確な販路がある
紅はるかは、形よりも中身の甘さ・加熱後の食味が重視される品種です。
そのため、
- 見た目に難がある
- サイズが揃わない
- 割れがある
といった理由で青果流通から外れたさつまいもでも、
焼き芋用・加工用としては非常に価値が高いケースが多くあります。
ベジブルでは、こうした用途を前提にした規格外野菜の買取・販路づくりを行っています。
ベジブルの取り組み|規格外野菜を「捨てない仕組み」へ
私たちは、
- 規格外野菜
- 訳あり野菜
- 余剰野菜
- 農家さんが出荷できない農産物
を、廃棄ではなく再流通させることを使命として活動しています。
これまでに青果だけで累計5,000トン以上のフードロス削減を実現し、
その取り組みは、
- NHKをはじめとするテレビ取材50回以上
- 日本経済新聞、毎日新聞など新聞各紙への掲載
といった形で、社会的にも評価をいただいてきました。
規格外・訳ありさつまいもでお困りの農家様へ
- 規格外になったさつまいもが大量に出てしまった
- 割れや形の問題で出荷できない
- 焼き芋用だが販路がない
- 余剰在庫を抱えている
そのような場合、一度ベジブルへご相談ください。
紅はるかをはじめ、
さつまいも・野菜全般で規格外品の買取・出張対応を行っています。
「もったいない」を価値に変えるために
雨でぬかるむ現場でも、
手間がかかっても、
それでも回収に向かう理由は一つです。
「捨てられるはずだった農産物に、もう一度価値を与えること」
これからもベジブルは、
農家様とともに、規格外野菜の新しい出口をつくり続けていきます。
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