買い取り事例

ベジブルの最新買い取り事例をお伝えします。
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【愛知県の果物卸業者様】山形県産訳ありラフランス100ケースを引き取り買取

熟度進行・打ち身のある果物の“もったいない”を救う取り組み

愛知県の果物卸業者様より、山形県産ラフランス100ケース のご相談をいただき、ベジブルが現場まで直接伺い、引き取り買取を実施しました。

今回のラフランスは「追熟が進んで食べ頃になっているものが多い」「一部に軽い打ち身がある」という理由で、通常の出荷が難しくなったもの。味は良好なのに、わずかな外観の問題で流通から外れてしまう—青果業界では日常的に起こっていることですが、卸売現場でも頭を抱える大きな課題です。

こうした“本来ならおいしく食べられるのに行き場を失う果物”を救うことは、ベジブルが創業以来一貫して取り組んできたテーマでもあります。今回の買取事例も、その象徴的なケースとなりました。


■ なぜ出荷できないのか?

─ ラフランス特有の難しさと、卸売現場が抱える悩み

ラフランスは追熟が進むと柔らかくなり、香りが増して最高においしい“食べ頃”になります。しかしこの「柔らかさ」は、青果の選果基準では不利に働く場合が多く、

  • 少し押しただけで跡がつく
  • 箱詰めの際に衝撃で打ち身になりやすい
  • 見た目の色ムラが気になる
  • 形が不揃いで商品化しづらい

という理由で、基準から外れてしまうことがあります。

今回も、卸業者様から
「味は良いのに、この状態だと市場への出荷が難しい」
とご連絡をいただきました。

実際、青果の流通では“選果落ち”と呼ばれる規格外品は一定量発生します。特に果物は繊細で、保管環境や輸送の揺れでも状態が変化しやすいため、卸売企業や農家さんが頭を抱えることが多い分野です。


■ 現場に直接伺い、スピード対応で引き取り

─ 食べ頃が進む果物だからこそ「時間との勝負」

軟化した果物は、1日違うだけで状態が大きく変わることがあります。
そこで今回は、卸業者様からのSOSを受け、ベジブルのトラックで 即日現場に訪問し、その場で100ケースすべて引き取りいたしました。

この方法は、

  • 保管スペースの急な圧迫を解消できる
  • 長時間置いて劣化が進むリスクを防げる
  • 廃棄にかかる手間や費用を削減できる
  • 担当者様の作業負担を最小限にできる

といったメリットがあり、青果卸売の現場からも非常に喜ばれています。

今回のような大量ロットの果物でも、ベジブルは自社回収便と柔軟なスケジュールにより、スピード対応が可能です。


■ 規格外の果物でも “価値のある食材” に変わる

─ 廃棄せず活かす仕組みがあるからできる買取

ラフランスのように“味は良いのに見た目で弾かれる果物”は多く存在します。
ベジブルが買取できるのは、こうした青果を必要とするお客様が全国におり、販路が整っているからです。

実際、当社では

  • 食べ頃に柔らかくなった果物
  • 軽度の打ち身やキズがある商品
  • 色や形が不揃いの青果
  • 農家さんの余剰収穫分
  • 卸売現場で発生する在庫過多
  • 選果基準に合わず行き場を失った果物

など、多種多様な青果を受け入れています。

こうした取り組みが評価され、ベジブルは NHK・日本経済新聞・毎日新聞など、メディア取材50回以上 の実績を持ち、社会性の高い事業として多くの企業様にご利用いただいています。


■ 今回のラフランス買取が示す、青果業界の課題と可能性

今回のケースは、青果流通の構造的な課題と、同時にベジブルの役割を象徴しています。

● 青果は“おいしさ”と“外観”が一致しない

追熟して柔らかい=廃棄対象になるケースは非常に多く、今回のラフランスはまさにその典型でした。

● 卸売企業は在庫を長く抱えられない

大量の果物が一度に劣化すると、対応できる先が限られます。

● 規格外品でも需要は確実にある

美味しさが残っていれば、家庭向け・加工向けとして再び価値を取り戻せます。

ベジブルは、その「もったいない」を繋ぐための存在です。


■ まとめ

─ 食べ頃のラフランスのような果物の行き場に困ったら、ベジブルへ

今回のように、

  • 熟度が進んで柔らかくなった果物
  • 打ち身や色ムラが気になる果物
  • 大量ロットで在庫が抱えきれない果物
  • 選果基準に合わない果物
  • 行き場を失った卸売現場の青果

こうした状況にお困りの企業様は、ぜひベジブルへご相談ください。

当社は、
“少しの見た目の違いで廃棄されてしまう青果を救う”
ことをミッションに、今後もフードロス削減に取り組んでまいります。

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