岐阜県の農家さんから大きさ不揃いのさつまいもを買取｜規格外でも新鮮でおいしいフードロス削減の取り組み
ベジブルでは、岐阜県の農家さんより「大きさが不揃い」という理由で市場出荷が難しい規格外のさつまいもを店頭持ち込みで買取しました。
今回の事例は、見た目の基準だけで流通から外れてしまう“もったいない”野菜を救う取り組みの一環です。
私たちは理念である「もったいないを、ありがとうへ。」のもと、農家支援とフードロス削減の両立を目指しています。
■ 規格外さつまいもとは？
さつまいもは、土壌や栽培環境、気温の差などにより形や大きさに個体差が出やすい野菜です。市場では形やサイズの均一性が求められますが、自然の中で育つ作物はすべて同じ形になることはありません。
今回の岐阜県の農家さんでも、収穫時に長さや太さ、表面の凹凸にばらつきがあり、見た目だけで「規格外」と判断されてしまいました。
しかし、味や栄養価にはまったく問題がありません。
掘りたてでみずみずしく、ほくほくとした食感は、煮物や焼き芋、スイートポテトなど、さまざまな料理に活用できる立派な食材です。
見た目の理由だけで廃棄されてしまうのは、あまりにももったいない現実です。
■ 店頭持ち込みによるスムーズな買取
今回の農家さんは、収穫したさつまいもを「少しでも無駄にせず活かしてほしい」との思いで、ベジブルの店舗まで直接持ち込んでくださいました。
当社スタッフが現物を確認し、その場で買取価格を提示。新鮮な状態のまま、即日店頭や業務用向けに再流通させました。
この「店頭持ち込み買取」の仕組みは、農家さんの負担が少なく、少量の規格外野菜でも無理なく活用できる方法として好評です。
市場基準では流通できない野菜でも、適切に流通させることで、地域のフードロス削減につながります。
■ 農家支援と地域連携
ベジブルでは、岐阜県をはじめ全国の農家さんと連携し、規格外野菜や訳あり果物の買取を行っています。
買取方法は「店頭持ち込み」や「現地出張回収」など、農家さんの負担を最小限にする体制を整えています。
農家さんからは、
- 「せっかく育てた野菜を無駄にせず、誰かに食べてもらえるのがうれしい」
- 「廃棄しなくて済むので、次の収穫に集中できる」
といった声をいただきます。
こうした声が、私たちの活動の大きな原動力です。
■ フードロス削減と環境への貢献
もし今回の規格外さつまいもがそのまま廃棄されていた場合、焼却処分によるCO₂排出や廃棄コストが発生していたはずです。
ベジブルが再流通させることで、廃棄コスト削減・CO₂排出抑制・食料資源の有効活用を同時に実現しています。
これまでにベジブルが救った青果は累計5,000トン以上。
見た目で流通から外れてしまった規格外野菜を救うことは、社会的にも大きな意義があります。
■ 消費者・業務用での活用事例
近年、飲食店や惣菜メーカーでは「形よりも味や鮮度を重視する」考え方が浸透しています。
今回のさつまいもも、店舗での家庭用販売はもちろん、業務用としても活用され、購入者からは以下のような声が寄せられました。
- 「家庭用には十分、焼き芋にしておいしかった」
- 「ほくほくで甘みがあり、新鮮なさつまいもをお得に購入できた」
このように“見た目より中身で選ぶ”消費者意識の変化が、フードロス削減の大きな原動力となっています。
■ 今後の展望｜規格外野菜・訳あり果物の流通拡大
今回の岐阜県の農家さんの規格外さつまいも買取は、農家さん・消費者・社会の三方良しの取り組みです。
今後もベジブルでは、
- 農家さんにとっては廃棄コスト削減と収益確保
- 消費者にとっては新鮮でお得な食材の入手
- 社会にとっては食品ロス削減と環境保全
を実現するため、規格外野菜や訳あり果物の買取・再流通を全国規模で拡大していきます。
■ お問い合わせ
もし「規格外野菜が出て困っている」「余剰在庫の活用方法を知りたい」とお考えの農家さん・企業様がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
ベジブルでは、店頭持ち込み・現地出張回収の両方に対応し、少量から大量まで柔軟に買取いたします。