買い取り事例

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【買取事例】愛知県の農家さんより採れたての規格外里芋を買取|形よりも“想い”を重視するベジブルの挑戦

農家さんの想いをつなぐ、規格外里芋の救済

愛知県の農家さんより、収穫したばかりの新鮮な里芋を「形が不揃い」という理由で市場に出せず困っているとのご相談をいただきました。
今回、ベジブルではこの規格外の採れたて里芋を店頭にて買取し、食品ロス削減と農家支援の両立を図りました。

農家さんは、「せっかく育てたのに、このまま廃棄してしまうのは本当にもったいない」と話しておられました。
そうした想いを受け止め、私たちは“見た目ではなく中身で価値を判断する”という姿勢で買取を行っています。


規格外里芋とは?見た目の差が大きな壁になる現実

今回の里芋は、形が少し細長かったり、こぶのような凹凸があるなど、見た目の基準から外れてしまったものでした。
しかし、実際にカットしてみると中身は真っ白で、粘りや香りも抜群。「味」「鮮度」「品質」にはまったく問題がない立派な里芋です。

日本の青果市場では「サイズ・形・見た目の均一性」が求められますが、自然の中で育つ作物には個性があります。
農家さんの努力で大切に育てられた作物が、見た目だけで価値を失ってしまう現実――。
ベジブルは、そんな“もったいない”に向き合い、規格外野菜の流通を社会的に当たり前にすることを目指しています。


採れたてならではの風味と活用方法

この里芋は収穫から日が浅く、皮をむくときに“ぬめり”がしっかり残るほど新鮮。
ほくほくとした食感が特徴で、煮っころがしや豚汁、コロッケなどにも最適です。

店頭では「家庭料理にぴったり」「スーパーのより鮮度がいい」といった声が多く寄せられました。
家庭用だけでなく、惣菜店や飲食店など業務用としても需要があり、形よりも“味と鮮度”を重視する層に好評をいただいています。


店頭持ち込みによるスムーズな取引

今回の農家さんは、軽トラックで直接ベジブル店舗まで里芋を持ち込まれました。
当社では、店頭で現物確認→その場で査定→即買取という流れで対応しており、小規模農家さんにもご利用いただきやすい仕組みになっています。

「持って行ってすぐに対応してもらえて助かった」「捨てずに済んで気持ちが軽くなった」といった声も多く、農家さんとの信頼関係を築くきっかけにもなりました。


フードロス削減と環境への貢献

規格外野菜を廃棄すると、焼却時にCO₂が発生します。
今回のようにベジブルが再流通させることで、フードロスを削減するだけでなく、環境負荷の軽減にも直結します。

ベジブルではこれまでに累計5,000トン以上の青果を再流通しており、その一つひとつが「廃棄されるはずだった命の救済」です。
NHKをはじめ50回以上のメディアでも取り上げられ、企業・行政・農家の連携による新しいフードロス対策モデルとして注目されています。


消費者の意識変化と、社会的共感

近年では、「形が悪くても美味しい」「訳ありでも応援したい」といった消費者意識の変化が見られます。
規格外野菜を購入することが、農家支援や環境貢献につながると理解してくださる方が増えているのです。

実際、今回の里芋も「子どもと一緒に皮むきをして、自然の形のままを楽しんだ」というお客様の声が届いています。
このような“食の学び”の場としても、ベジブルの取組みは価値を広げています。


これからの展望|「もったいない」を減らす地域循環モデルへ

ベジブルは今後も、愛知県を中心に農家さん・卸業者様・食品メーカー様との連携を深め、
規格外野菜・訳あり果物を「廃棄物」ではなく「資源」として循環させていく仕組みを広げていきます。

農家さんにとっては収益の確保、
消費者にとっては新鮮でお得な野菜の入手、
そして社会にとっては食品ロス削減――。

この“三方よし”の関係を地域の中で実現することが、私たちの使命です。


まとめ|形ではなく、想いを買い取る会社へ

今回の愛知県産里芋の買取事例は、「形が不揃いでも、味は確か」という農家さんの努力を証明するものでした。
ベジブルは、こうした想いをつなぐ架け橋として、今後も規格外野菜や訳あり果物の再流通を通じて社会に貢献してまいります。

もし、「出荷できない野菜がある」「少量でも相談したい」という農家さんがいらっしゃいましたら、
ぜひお気軽にご相談ください。スタッフが現地回収・店頭対応のいずれにも柔軟に対応いたします。

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