買い取り事例

ベジブルの最新買い取り事例をお伝えします。
買い取り事例

果物卸商社様より輸入シードレスぶどうを約1トン買取しました

~フードロス削減と生産者・卸業者支援につなげる取り組み~

はじめに

株式会社ベジブルでは、「もったいないを、ありがとう。へ」を理念に掲げ、規格外や余剰在庫となった青果を積極的に買取し、再流通させる取り組みを行っています。今回、果物卸商社様から輸入されたシードレスぶどうに一部傷みが混入してしまい、通常の販売ルートでは行き場を失ってしまったため、当社にご相談をいただきました。結果として、約1トンという大口の在庫を責任を持って買取し、フードロス削減に大きく貢献することができました。

シードレスぶどうについて

今回対象となったのは「シードレスぶどう」です。名前のとおり「種なし」のため食べやすく、お子さまから大人まで幅広く人気のある果物です。輸入シードレスぶどうは、アメリカやチリ、オーストラリアなどから多く入ってきており、日本の市場でも安定した需要があります。ただし、輸送中や保管中のちょっとした温度変化や衝撃で、一部に傷みや軟化が出てしまうことがあります。その場合、商品としては「訳あり」扱いとなり、大量廃棄のリスクが生じます。

今回ご相談いただいた商社様でも、全体の品質は問題なく美味しく食べられるものであったにもかかわらず、一部に傷みが混ざっていたため販売が難しい状況になっていました。そこで、ベジブルが約1トンものシードレスぶどうを丸ごと引き受けることで、在庫問題を一挙に解決しました。

ベジブルの買取対応

ベジブルでは、こうした「一部不良混入により正規販売できない青果」を積極的に受け入れています。今回のシードレスぶどうについても、全体としては十分に販売できる品質であることを確認し、即時に買取対応をさせていただきました。

1トン規模のロットであっても柔軟に対応できるのは、当社が直営店舗を構え、さらに業務用販売ルートを確保しているからです。廃棄の危機にあったぶどうを無駄にせず、多くのご家庭や飲食店のもとに届けることができました。

店舗での再流通とお客様の反応

買取したシードレスぶどうは、当社の直営店舗「ワケあり青果店ベジブル」で販売しました。お客様には「輸入シードレスぶどう・お買い得品」として提供し、多くの方にご購入いただきました。

「少し見た目が悪いだけで味は変わらないなら、安く買えて助かる」
「子どもが大好きなので、気軽にたくさん食べさせられる」

このようなお声を多数いただき、消費者の皆さまにも喜んでいただけました。約1トンという大量のぶどうが食卓に並び、ただ廃棄されるはずだった果物が「ありがとう」として生まれ変わったのです。

フードロス削減とCO2排出削減への貢献

食品ロスは、単なる「もったいない」問題にとどまりません。廃棄するには収集・焼却処分の過程でCO2が排出され、環境への負荷がかかります。今回のように1トンという大規模な青果を救済したことは、そのままCO2排出削減に直結します。

また、生産地や輸入元でかけられた労力やコストが無駄にならないようにすることも大切な意義です。私たちは「青果を最後まで届けきること」が持つ社会的価値を強く意識しています。

卸業者・商社様へのメッセージ

今回のケースのように、輸入果物は「一部傷み」「軟化」「色づき不良」「サイズ不揃い」といった理由で、まだ十分に食べられる状態でも販売困難になることが少なくありません。

ベジブルでは、こうした青果を数百kgからトン単位まで柔軟に買取し、再流通につなげる体制を整えています。

  • 自社トラックでの回収が可能
  • 冷蔵・冷凍・常温すべて対応
  • 店頭販売・業務用販売どちらも可能

「廃棄コストを削減したい」「フードロス削減に取り組むパートナーを探している」卸業者様、商社様は、ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ

今回の輸入シードレスぶどう約1トンの買取事例は、

  • 廃棄予定だった果物を救済
  • 商社様の在庫リスク軽減
  • 店頭での再流通によるお客様の満足
  • フードロス削減・CO2排出削減への大きな貢献

といった多くの成果を生み出しました。

ベジブルは今後も、農家さん・卸業者様・商社様と連携しながら「もったいない」を「ありがとう」に変える活動を広げてまいります。

青果の余剰品・規格外品のご相談は、ぜひ株式会社ベジブルまでお問い合わせください。

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