買い取り事例

ベジブルの最新買い取り事例をお伝えします。
買い取り事例

愛知県の卸業者様より規格外(大きいサイズ)の茨城県産さつまいも「紅はるか」150㎏を買取しました

はじめに

ベジブルでは、規格外や余剰在庫となってしまった青果を積極的に買取し、店頭販売を通じて消費者の皆さまにお届けしています。今回ご紹介するのは、愛知県の卸業者様より入荷した、茨城県産の規格外さつまいも(紅はるか)150㎏ の買取事例です。

サイズが大きすぎるという理由だけで規格外となった紅はるかは、実際には味や品質にはまったく問題がありません。むしろ食べ応えがあり、加工用途やご家庭での調理にも向いている優れた食材です。今回は、この事例を通して「規格外でも価値ある青果の魅力」と「フードロス削減の重要性」についてお伝えいたします。


規格外となった理由:大きすぎる紅はるか

今回買取した紅はるかは、一般的な市場流通規格よりもサイズが大きすぎるため、規格外として扱われたものでした。

  • 出荷基準を超える大きさで、市場では値がつきにくい
  • 見た目や大きさの統一感を求められる小売チェーンでは扱いにくい

こうした理由から余剰在庫となってしまったものの、実際には美味しさや栄養価に何ら問題はなく、むしろ調理法によっては大きいサイズならではの利点が活きてきます。


紅はるかとは?その特徴と魅力

「紅はるか」は2010年に品種登録された比較的新しいさつまいもで、茨城県や九州地方を中心に生産量が増えている人気品種です。

  • 糖度が高い:焼き芋にすると糖度40度近くにまで上がり、ねっとりとした甘さが特徴
  • 食感が良い:しっとりとなめらかな口当たりで、ホクホク系とねっとり系の中間的な絶妙なバランス
  • 保存で甘みが増す:収穫直後よりも貯蔵することで糖化が進み、より甘くなります

今回の規格外紅はるかも、大きいからこそ焼き芋にした際に中までしっかり火が通り、食べ応えのある一本に仕上がります。加工用にも適しており、ペーストやスイーツ作り、業務用食材としても大いに活躍できる食材です。


店頭販売での活用

買取した150㎏の紅はるかは、ベジブルの店舗で販売しました。規格外とはいえ人気品種である紅はるかは店頭でも非常に需要が高く、「大きくてお得」「大学芋に最適」と多くのお客様から喜びの声をいただきました。

また、規格外であることをきちんと明記したうえで販売することで、「フードロス削減に貢献できる」と共感して購入してくださる方も多く、消費者の意識の高まりを実感することができました。


卸業者様・農家さんにとってのメリット

今回のように卸業者様から余剰在庫として持ち込まれるケースでは、次のようなメリットがあります。

  • 廃棄コストを削減できる
  • 在庫を現金化できる
  • 倉庫スペースを早期に確保できる
  • 「フードロス削減に取り組んでいる」という社会的評価につながる

また、農家さんからの直接依頼の場合には、収穫の手伝いや代行収穫といった形でもサポートを行っております。人手不足で畑に残ってしまう野菜や果物を回収することで、より多くの青果を無駄にせずに流通させることができます。


フードロス削減と環境への貢献

規格外品を廃棄せず活用することは、単なる経済的メリットにとどまらず、CO2排出の削減という環境面での大きな意義があります。もし焼却処分されていたら、温室効果ガスの排出につながっていたはずです。

ベジブルがこうした規格外品を買取し、消費者へと届けることは、フードロス削減と環境保全の両立を実現する取り組みです。


まとめ:規格外でも価値ある紅はるかを未来へ

今回の茨城県産紅はるかの事例は、規格外という理由で本来廃棄されてしまう可能性のあったさつまいもを、消費者に届けることができた好例です。

ベジブルでは、今回のように大きさや形、色合いなどの理由で出荷できない野菜・果物を積極的に買取しています。

「規格外で出荷できない野菜がある」
「余剰在庫をなんとかしたい」

そういったお悩みをお持ちの卸業者様・農家さんは、ぜひお気軽にご相談ください。店頭持ち込みや出張での回収にも柔軟に対応しており、迅速に現金化できる仕組みを整えています。

👉 【お問い合わせフォームはこちら

これからも、農家さんや卸業者様と共に「もったいない」を「ありがとう」に変える取り組みを広げ、持続可能な社会に貢献してまいります。