【買取事例】青果物流会社様より一部とけが混入した訳あり白ねぎを2トン買取しました
食品ロス削減の取り組みの中で、青果物は特に「規格外」や「余剰在庫」として廃棄されやすい分野です。今回、青果物流会社様よりご相談いただき、一部とけが混入してしまった訳あり白ねぎ約2トンを当社が買取いたしました。通常であれば市場流通が難しく、そのまま廃棄されてしまうケースが多い商品ですが、私たちは「まだ食べられるのに捨てられてしまう野菜を救いたい」という思いで対応させていただきました。
白ねぎが余剰・訳ありとなってしまう背景
白ねぎは鍋物や薬味など、年間を通して需要のある野菜ですが、繊細な商品であるため管理には注意が必要です。収穫後の温度や湿度の影響で「とけ」と呼ばれる傷みが一部に出てしまうことがあります。
今回のケースでは、2トンのロットの中に一部とけが混入してしまったことで、全量を市場に出すことが難しい状況となり、物流会社様から「廃棄ではなく有効活用できないか」というご相談をいただきました。
このような状況は決して珍しくなく、野菜の大量流通に携わる物流会社や卸売業者様では日常的に発生しています。しかし、実際にはまだ十分に利用可能な部分が大半を占めることも多く、私たちベジブルではそうした商品を「もったいない」と捉え、積極的に活用の道を探しています。
2トンの訳あり白ねぎをどう活用したのか
今回買取させていただいた白ねぎは、一部にとけが見られるものの、その他は十分に鮮度や食味が保たれている状態でした。そのため、まずは状態ごとに仕分けを行い、使用可能な部分をリテール店舗での販売や業務用需要に振り分けました。
特に業務用では「加工前提での利用」が多いため、見た目に難がある白ねぎも問題なく活用できます。例えば、
- 惣菜や中食メーカーによる調理用原料
- 飲食店やラーメン店でのトッピング用
- 冷凍加工や乾燥加工の原料
といった用途で幅広く受け入れられます。
また、私たちの小売店舗「ワケあり青果店ベジブル」では、一般のお客様にも「訳あり白ねぎ」として販売しました。通常よりもお値打ちに提供できるため、多くの方に「フードロス削減に参加できる」とご好評をいただきました。
フードロス削減と物流コストの関係
今回の白ねぎは愛知県近郊からのご依頼だったため、輸送コストを抑えてスムーズに回収が可能でした。食品の買取においては「物流費」が大きな課題になることが多く、距離が短ければ短いほど農家様や物流会社様のご負担を減らし、その分高く買取できるメリットがあります。
東海エリア(愛知・岐阜・三重・静岡西部)のお取引であれば特に迅速な対応が可能です。もちろん全国からのご依頼も承っておりますが、やはり地元に近いほど環境負荷・コスト負担を減らし、より多くの食品を救うことに繋がります。
訳あり白ねぎの買取がもたらす効果
- 廃棄コストの削減
本来であれば産業廃棄物として処理するために多額の費用がかかるところ、買取によってコスト負担を軽減できます。 - フードロス削減
食べられる部分をしっかり活用することで、廃棄量を大幅に減らすことができます。 - 社会的評価の向上
フードロス削減の取り組みは、取引先や消費者からも高く評価され、企業価値の向上にもつながります。 - 新しい販売チャネルの開拓
「規格外」「訳あり」を受け入れる市場を持つことで、これまで廃棄に回していた商品に新しい出口が生まれます。
最後に
今回の白ねぎ買取事例は、日常的に発生してしまう余剰・規格外野菜をいかに「活かすか」の好例となりました。ベジブルでは、愛知・岐阜・三重・静岡西部をはじめ全国各地からのご依頼に対応しており、余剰在庫や規格外野菜・果物の「まだ食べられるのに捨てられてしまうもの」を一つでも多く救う活動を続けています。
もし「余剰在庫を抱えて困っている」「規格外品を有効活用したい」といったお悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。私たちはスピーディーに現地まで伺い、即時現金買取も可能です。
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