買い取り事例

ベジブルの最新買い取り事例をお伝えします。
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【事例紹介】食肉加工会社様より、賞味期限切れとなった冷凍肉の買取について

食品業界において「賞味期限切れ」や「賞味期限切迫」という問題は、常に付きまといます。特に冷凍食品は保存期間が長いとはいえ、在庫が多すぎて出荷が追いつかない、販路が限定的で思うように販売できない、突発的なキャンセルで倉庫に滞留してしまうなどの理由から、気がつけば賞味期限を過ぎてしまうケースが後を絶ちません。

今回ご相談いただいたのは、中部圏に拠点を置く食肉加工会社様 です。同社では業務用・家庭用向けに様々な冷凍肉製品を取り扱っておられますが、余剰在庫が発生し、そのまま倉庫で眠ってしまった商品が 「賞味期限を1週間過ぎてしまった」 とのことで、当社にご相談をいただきました。


ご相談の経緯

担当の方から最初にいただいたお声は、
「冷凍だから大丈夫と思っていたら、気づけば賞味期限が切れてしまっていた」
というものでした。

冷凍肉は本来、保存性に優れていますが、「賞味期限」という表示はあくまで法律上の基準 であり、取引先や一般流通においては「期限を過ぎた商品は販売できない」というルールがほとんどです。そのため、たとえ1日でも期限を過ぎてしまえば、行き場を失ってしまうのが現実です。

また、同社では日々の加工・出荷業務で倉庫を効率よく回す必要があるため、在庫が滞留し続けると 保管コストや物流面での負担 も大きな課題になります。結果として「廃棄」という選択を迫られるケースも少なくありません。


ベジブルの対応

当社ベジブルは、青果や加工食品のみならず、冷凍・冷蔵・常温問わず幅広い食品の買取・再流通 を行っております。今回のご相談を受けて、以下の流れで迅速に対応させていただきました。

  1. 在庫内容・数量・保管状況の確認
    冷凍肉の品目や在庫数、賞味期限、保管環境を詳細に確認。
  2. 搬出・回収スケジュールの調整
    自社便を含めたトラック手配により、倉庫に眠る在庫を短期間で回収。
  3. 再流通ルートの選定
    当社の販路の中から、業務用・加工用に使用可能なパートナー企業様へ提案。
    (たとえばペットフード原料としての利用や、食品リサイクル企業との連携など、用途に応じた再活用も検討。)
  4. コスト削減の実現
    廃棄処分をすれば発生していた産廃費用を抑えると同時に、買取価格を提示することで、廃棄コストの削減+現金化 を実現しました。

食肉加工会社様のメリット

今回のケースでは、次のようなメリットが得られました。

  • 廃棄費用の削減
    通常であれば産業廃棄物として処分するしかなく、その費用は数十万円規模になるケースもあります。今回、買取により廃棄コストを大幅に削減。
  • キャッシュフロー改善
    廃棄するはずだった冷凍肉を現金化できたことで、在庫損失を最小限に抑えることができました。
  • フードロス削減への貢献
    「まだ食べられる食品を捨てる」ことに課題を感じていた担当者様からは、社会的意義がある取り組みとして評価 をいただきました。

フードロス削減の重要性

農林水産省のデータによれば、日本国内で発生する食品ロスは年間約500万トン。その中にはまだ安全に食べられるにもかかわらず、「賞味期限が切れた」「規格外品だから」という理由で廃棄される食品が多く含まれています。

特に冷凍食品・冷凍肉は、「まだ十分使えるのに、期限が1日でも過ぎたら市場に出せない」という業界特有の事情から、フードロスの発生リスクが高い分野です。

私たちベジブルは、こうした課題を解決するため、食品の命を無駄にせず「もったいないを、ありがとうへ」変える活動 を続けています。


同じお悩みをお持ちの企業様へ

もし、御社でも以下のようなお悩みがありましたら、ぜひ一度ベジブルにご相談ください。

  • 冷凍肉・冷凍魚・冷凍野菜などが倉庫に眠っている
  • 賞味期限が切迫しており、通常の販路では販売できない
  • 産廃費用が年々増加しており、コスト削減をしたい
  • フードロス削減・SDGsへの取り組みを強化したい

ベジブルでは、青果・冷凍食品・常温食品・菓子・飲料・業務用原料 まで幅広く対応可能です。


まとめ

今回の事例は、食肉加工会社様が抱えていた「賞味期限切れ冷凍肉」の余剰在庫を、ベジブルが買取することで 廃棄費用削減・現金化・フードロス削減 を実現したケースでした。

まだまだ業界内では「仕方なく廃棄」という流れが一般的ですが、少しの工夫で食品の価値を取り戻すことが可能です。

ベジブルはこれからも、企業様の在庫課題を解決し、社会全体の食品ロス削減に貢献してまいります。


📩 賞味期限切れや余剰在庫でお困りの企業様へ
「廃棄しかない」と思われる食品も、ぜひ一度ご相談ください。
下記の お問い合わせフォーム よりご連絡いただければ、最適なご提案をいたします。

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