【買取事例】果物卸会社様より行き場を失ったすいか1万玉以上を救済|ベジブルのフードロス削減の挑戦
株式会社ベジブルでは、日々「もったいないを、ありがとうへ。」を理念に掲げ、食品ロス削減に取り組んでおります。今回はその中でも特に大規模な事例として、果物卸会社様より行き場を失ってしまったすいか1万玉以上を買取・救済させていただきましたのでご紹介いたします。

廃棄されるはずだったすいか1万玉以上
本来であれば市場に出回る予定だった大玉すいかですが、流通のタイミングや販売計画の都合により、卸会社様の倉庫に余剰在庫として滞留してしまいました。
もしこのすいかをすべて廃棄していたとすると、廃棄費用だけで500万円近く。さらに、運搬・処理にかかる人件費を加えるとコストはさらに膨れ上がり、卸会社様にとっても大きな負担となるところでした。
こうした「まだ食べられるのに行き場がない」食品をどうにか救うことこそが、私たちベジブルの存在意義です。今回もすべてを丸ごと引き受けることで、企業様のコスト削減につなげると同時に、大量廃棄という社会的な問題を回避することができました。
挑戦の規模
1万玉以上という数量は、ベジブルにとっても過去最大級のチャレンジでした。
大量の青果を受け入れるためには、物流体制や冷蔵・保管スペース、そして販売オペレーションの整備が欠かせません。スタッフ総出で準備を進め、短期間で市場に再流通させる仕組みを整えました。
この取り組みを通じて、改めて「どれだけの量であっても、無駄にせず価値に変える」というベジブルの強みを発揮することができました。

子ども食堂への提供も実現
また、救済したすいかの一部は地域の子ども食堂へと寄贈させていただきました。
夏の風物詩であるすいかを子どもたちに届けることができ、目を輝かせる子どもたちの笑顔がとても印象的でした。
単なるフードロス削減にとどまらず、社会的な価値の創出につながったことは、ベジブルにとっても大きな意義があります。

フードロス削減 × 企業コスト削減 × 農家支援
今回の事例が示すように、ベジブルの活動は単に食品を安く流すのではなく、多方面にメリットを生み出す仕組みとなっています。
- フードロス削減:まだ食べられる食品を廃棄から救い出し、持続可能な社会に貢献
- 企業様のコスト削減:廃棄費用・人件費などの大幅な負担を回避
- 農家さんの支援:規格外や余剰在庫でも全量引き受けることで、生産者の損失を軽減
- 地域貢献:子ども食堂や福祉施設などへの提供を通じて社会へ還元
このトリプルメリットこそが、企業様や農家さんからベジブルが重宝される理由です。
ベジブルができること
ベジブルではこれまでに青果だけで累計5,000トン以上のフードロスを削減してきました。規格外品や余剰在庫、出荷できなくなった商品など、規模の大小を問わず柔軟に対応しています。
- 規格外の野菜・果物
- 箱潰れやラベル不備による返品商品
- 販売時期を過ぎてしまった季節限定商品
- 大量に余ってしまった業務用食材
こうした「まだ食べられるのに行き場がない食品」を引き受けるのが、私たちの使命です。
企業・農家様からのお問い合わせ増加中
今回のすいか救済のように、余剰在庫や廃棄予定品の引き取りに関するお問い合わせは増加の一途をたどっています。特に食品メーカー様、卸売会社様、農家様からは、
- 「処分コストを抑えたい」
- 「社会的な責任を果たしたい」
- 「ロスを価値に変えてほしい」
といったご相談をいただいております。
食品業界においてフードロス問題は避けて通れない課題ですが、ベジブルは課題をチャンスに変えるパートナーとして選ばれています。
まとめ
果物卸会社様よりお預かりした1万玉以上のすいか救済は、ベジブルにとっても大きな挑戦でした。
しかし、それを「もったいない」から「ありがとう」に変えることができたからこそ、フードロス削減・企業コスト削減・農家支援・地域貢献という大きな価値を生み出すことができました。
ベジブルは今後も、企業様や農家様と共にフードロス削減に挑み続けます。
余剰在庫や規格外品の処分にお困りの方は、ぜひ一度ベジブルまでご相談ください。
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