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【買取事例】猛暑で出荷できなくなったピーマン・ししとうを農家さんから緊急買取しました|フードロス削減と農家支援の取り組み

2025年の夏は、全国的に記録的な猛暑が続き、野菜の生産現場では深刻な被害が広がっています。特にピーマンやししとうといった果菜類は、連日の高温による影響を受けやすく、正常に育たず出荷できないケースが相次いでいます。

ベジブルでは、こうした猛暑被害によって出荷停止となってしまったピーマン・ししとうを、「まだ食べられるにもかかわらず廃棄せざるを得ない」という農家さんから緊急で買取しました。

猛暑によるピーマン・ししとうの被害とは?

今年のような異常気象が続くと、野菜の品質にも大きな影響が出ます。今回引き取らせていただいたピーマンやししとうでは、以下のような高温障害が見られました。

症状説明
日焼け果(サンバーン)強烈な直射日光にさらされ、果皮が白く変色してしまう現象。外見が悪く流通不可。
奇形果高温ストレスにより正常な形に育たず、湾曲や不ぞろいな形になる。
着果不良開花しても実がつかず、収量が激減。
果皮のしわ水分バランスが崩れ、しわが寄ってしまう。日持ちが悪くなり、出荷基準外となる。

農家さんの声「捨てるしかないという現実」

猛暑によって見た目に傷がある、形が不ぞろいといった理由で、市場出荷できない=収入がゼロになるという厳しい現実があります。

実際に農家さんからは、

「こんなに手間をかけて育てたのに、見た目が悪いだけで捨てるしかないなんて…」

「収穫しても販売先がない。このままでは経営が厳しい」

といった悲痛な声が寄せられていました。


ベジブルが買取に動いた理由|フードロス削減と農家支援の両立

ベジブルでは「もったいないを、ありがとうに。」という理念のもと、見た目に難があるだけで廃棄されてしまう野菜を救う活動を行っています。

今回の買取により、

  • 本来なら廃棄されていたピーマン・ししとうを再流通
  • 農家さんに少しでも収入を届けることができた
  • 消費者にも訳あり価格で提供できるという三方よしの結果につながりました。

「問い合わせが増えています」猛暑被害に苦しむ農家さんへ

今回の事例を通して、全国各地の農家さんから「うちも見た目が悪いだけで出荷できないピーマンがある」「同じような猛暑被害を受けて困っている」というお問い合わせが急増しています。

・規格外でも食べられる

・ 捨てるには惜しい

・少しでも現金化したい

そんな状況にある農家さんがいらっしゃいましたら、お気軽にベジブルまでご相談ください。


訳あり野菜でも、価値ある一品へ。

たとえ「訳あり」でも、ピーマンやししとうはしっかりとした味わいと栄養価を持つ立派な野菜です。炒め物や天ぷらなど、調理すればまったく気にならないものばかり。

私たちは、野菜が“捨てられるもの”ではなく、“活かされるべき資源”であると考えています。


農家さん・卸・商社様へ|猛暑や災害による訳あり野菜、ぜひご相談ください

  • 出荷基準を外れてしまった野菜
  • 日焼けや形状不良の果菜類
  • 急な注文キャンセルや余剰在庫

こうした「まだ食べられるけれど、行き場のない」野菜がありましたら、ベジブルが責任を持ってご相談を承ります。全国対応・温度帯も柔軟に対応可能です。


最後に|もったいないを救う輪を、もっと大きく。

この猛暑のように、今後も異常気象は避けられない現実です。そんな中でも農家さんを支え、食材に命を吹き込む取り組みを、ベジブルは継続してまいります。

「捨てられる運命にあった野菜が、誰かの食卓でありがとうに変わる」

そんな未来を、これからも一緒につくっていけたら嬉しいです。